七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

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2005-11-02 01:16:40 | 自動書記
ゆるいところから パレスチナ辺りまでの道のりを
とぼとぼ 
車はストップ 数秒後に爆発
拘束された場所から母への手紙
ゆるゆるのベルト きつく締め直しておいてくれ
ハシゴ掛けてひとつ上ればハリウッドだった
どうりで 嘘くさい筈 そんなんじゃ楽しめないしもてないぞ
コンコルドで出勤 ドラマ化 映画化 しゃれにならない現実化 
幻覚映画館真昼のゆらゆら 脳内に閉じ込められた俺のエーテルが俺を浸食しはじめる
シンクロニシティでつながった道をつたって砂漠の果てに逃げた
遠くに燃え上がる街が見える みんな楽しそうに殺しあい
中毒のために痛みも感じずに 刺し貫きあっている
茜さす街 赤い街 血に染まる街 赤い赤い街
赤いレンズを通して見たことのある風景を見るお前のまなざし
敵味方に分かれたかつての友達 壊れたのは赤い杯
初めからなかったと納得させようと取り出すハンカチ ぬぐい去った痕跡
文字で書き表すのはあきらめた砂漠の古代文明の遺跡
後悔もむなし やってる最中はエクスタシーでいきっぱなしだったくせに
逆さに開き ずぶぬれになった人には見せられない性癖
今日こそは是非 
合図の汽笛
別れの駅

敵の攻撃は間違えた味方の爆撃
敵はどこだ 敵がいないと俺もどうしていいものか
味方じゃないけど敵じゃないつまり日和見主義あるいは無関係
放っといてくれ みんな放置プレイ
沈黙の森林のために種をまく自意識の奴隷
のっとられたからだを乗っ取り返せ 
言葉を盗んできて作り替えて時限爆弾もセットして返してやれ
意味なんかなくていい ないほうがいい 人類の存在のように意味がない
ぴったりと寄り添う言葉がやがて本体を乗っ取ってしまうんだ
言葉以前の本体

此処
此れ
この
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原子
細胞
2005年11月2日
胃の痛み
アレルギー
満腹
不安
希望
絶望

バーチャルリアリティ
ただの記号

手先
作り出す手先
足先
冷えて固まる足先
もうこの先は見えない
今より前はまだ見えない 今になるまでは見えないわからない
この後も見えない もう過ぎ去った駅には戻らない
記憶など曖昧 ねつ造の疑い 誰にも真相はわからない
遥かに遠く見えないが触れないが予感などという言葉も嘘くさいほどかすかな
「ほにゃらら」

「ほにゃらら」

「ほにゃらら」
なのだ
つまり
「     」
?*!・・・・
###   >;;^ー

こいつは敵じゃない撃っちゃだめだもう家に帰ろう