(1)大阪万博、お荷物になりそうですね。
今日、茨城県の外国人労働者をとりあげたテレビ番組を見ていたところ、80ヶ国を上回る国々から日本に「出稼ぎ」に来ていて、そのうちの30言語くらいについて相談・対応できる態勢になっていると紹介していました。番組の途中から見たので、全体や問題点などはわかりませんでしたが、当の外国人が明るく、溶け込んでいるようすに驚きました。
(2)日本が世界からは注目されて、交流や対策が深まっているというならば、その方向こそ対策を取るべきで、平和のためといって軍拡する必要などないことになります。
紛争でも戦争でも、軍事は「死の商人(軍需関連産業)」にとっては儲け口です。また、いわゆるケインズ政策でいう「有効需要創出」として一定の経済効果を発揮します。しかし、「有効需要」というのは「カネ」があればよいので、軍隊、必要のない道路・港湾の建設、ピラミッドの建造など、なんでも雇用を作れば、それが収入源となって購買力となるというだけの「理論」です。いくら都合よくても、社会全体としてみたときには必要なものをなにも生み出さないばかりか、戦争という悲劇を生むこともあります。これでは国家経費のムダな支出となります。
(3)平和ということでは、外国への支援・援助があります。これには、たとえばODAなどの経済援助がありますが、その場合、資金・カネでばかりでなく、日本の農業に力を入れて、コメなどの農作物・穀物などでの援助が有効です。農業は、国土保全・自然環境保護の観点からも必要なことです。山林が荒れれば、山崩れ・治水に影響し、山林火災の原因・延焼にもなります。
(4)よく「食糧安保」といいますが、自給率を高め、世界的な食糧不足に対応できる備蓄体制を整備し、気候変動・価格変動に備え、柔軟に援助するのがよいと思われます。たとえば、朝鮮半島の南部、韓国側は比較的平地が多くて米作が容易ですが、北朝鮮側は山地が多く、鉱物資源は豊富でも、農業には適しません。ですから、こういう国の場合には、コメなどの穀物援助が有効です。
(5)また、農産物、特に果実類は水分を多く含みます。ですから、農産物の異動は水の移動を伴うことなり、その多寡によっては気象変動とも関わってくることが考えられますから、工業生産物の輸出・入とは異なる配慮が必要です。
(6)恒常的に、広く対等な外交・貿易・人的交流が維持されていれば、どの国もいきなりミサイルを撃ち込むなどということは考えられません。日本は島国ですが、勝手に上陸してくるなどということは考えられません。
ミサイルを撃ってくるとすれば、それは、現に米軍の基地があり、米軍と一体となって相手に圧力をかける自衛隊があるからです。だから、そのもとになっている安保条約をなくしてどの国とも平和条約を結べばすむことです。
(7)日本は、戦後ずっと逆のコースをたどってきました。そして、平和の保証になっている憲法をないがしろにしてきたのです。
80ヶ国もの外国人が来る日本に戦争を仕掛けていたのでは、そもそも、日本も、その国も、世界経済も持たない・・・、世界が許さない・・・の・だよ!

【コレクション 192 野町和嘉写真集モロッコ】
世界は広いのに、いや広い広いといわれている世界なのに、ほとんど知りません。モロッコいついても、映画『カサブランカ』を見たから何となく雰囲気を想像できるくらいのものです。
世界は広いのに、いや広い広いといわれている世界なのに、ほとんど知りません。モロッコいついても、映画『カサブランカ』を見たから何となく雰囲気を想像できるくらいのものです。
といっても、イングリット・バーグマンの方が鮮明ですが・・・。
それはともかくとして、迫力あるよいパンフです。
大きさは、たて258×よこ220mm4㌻です。4㌻すべて下に載せました。
1㌻

う~ん、しぶい!
2㌻

3㌻ 森本哲郎氏の分は2㌻に分かれてしまいました。

4㌻:装丁と刊行案内・著者紹介などが出ています

以上です。
今日はここで。

春を舞う 乙女に急かれて 我もまた
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