昨日拝観してきた日光・東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」。
これに「聞こえざる」を付け加えたい気分。
TVアンテナを結ぶ、アンテナの角度を変える、ぎりぎりのチューニング、
いろいろがんばったものの、あえなく玉砕。
役立たずのじじぃでスマン。
と、凹んでいたところへ救いの手がさしのべられた。
「あのオヤジじゃぁ、きっと録音に失敗しているだろう」
というのが本音だろうが、遠慮無くいただいておこう。
ありがたやありがたや。
それにしても、みゆきさん曰く「全部流していいですよ」とは…(驚。
「旅先で聴くみゆきさんは如何でしたか?」と複数のメールをもらった。
珍しく、ノートPCを持たずに旅立ったため、夜は全くの暇。
幸い、雨に遭わなかったものの、曇天で星は見えない。
聞こえるのは鬼怒川の川音と部屋付きの足湯が流れる水音。
そんな中(足は足湯にどっぷり)ではやはり初期の曲が似合います。
「砂の船」「根雪」「ダイヤル117」「鳥になって」「夜曲」などなど。
夜と森の匂いが絶妙なスパイスになって、浸みます、じわーっと浸みます。
頭痛からも解放された有意義な一夜だったと思う。
こんな時間を年に数回持ちたいが、故郷の無い身としてはそう簡単ではない。
明後日から真面目に働こう、次の機会を作るために、はぁ…。