空からアスピリン

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知恵が身につく寸前だった

2005年11月18日 21時38分48秒 | 中島みゆき
先日雑音混じりのbayFMを聴いた。
その中で
Q「今回のアルバム『転生』とは?」
A「転生という日本語を数字で表現したのが『24時着0時発』。アルバムには日本語の『転生』を使いました」(概略)
というみゆきさんの発言が面白かった。

それを踏まえて『転生』の構成が気になって仕方ない。
下は『転生』に収録された曲を『24時着0時発』の曲順と比較してみたもの。

〈夜会 24時着0時発〉  〈転生〉
線路の外の風景      遺失物預り所
フォーチュン・クッキー  帰れない者たちへ
闇夜のテーブル      線路の外の風景
遺失物預り所       メビウスの帯はねじれる
ミラージュ・ホテル    フォーチュン・クッキー
メビウスの帯はねじれる  闇夜のテーブル
我が祖国は風の彼方    我が祖国は風の彼方
帰れない者たちへ     命のリレー
命のリレー        ミラージュ・ホテル
無限・軌道        サーモン・ダンス
サーモン・ダンス     無限・軌道

夜会は「サヨナラ・コンニチハ」で始まり、中盤に「ミラージュホテル」置き、「サーモンダンス」、「命のリレー」で幕を閉じる。
DVDでは「サーモンダンス」までの収録だけに、「命のリレー」は本編外という位置づけかもしれないが…。
いずれにしても、『24時着0時発』は「輪廻、次へ繋げる」ことがテーマであるのは間違いないだろう。

一方『転生』に目を向けると、「探す」(遺失物預り所)-「立ちつくす」(線路の外の風景)-「尋ね歩く」(我が祖国は風の彼方)-「願いを託す」(命のリレー)と流れるがここでは終わらない。「生まれ直せ」(サーモン・ダンス)-「すべては始まる」(無限・軌道)と続く。

もちろん、「夜会」には物語の構成という大きな要素があり、曲順だけを抜き出して比較することは無理がある。
それを承知で(無理矢理だな…苦笑)『転生』を見た場合、より確かな一歩を踏み出し、遠大さも増した。それがアルバム全体の完成度を一段と高めている気がする。

と、無い知恵を絞って考えてはみたが、単に「無限・軌道」が一番という理由だけだったりして…はぁ。



水曜に「鑑賞チャット」を行いましたが、2回目は明日土曜夜10時過ぎから予定しています。前回は都合が悪かった方もいらっしゃると思いますので、お時間がありましたらどうぞ。
なお、初参加希望の方は「肩幅の未来」TOPページ下のメールアドレスまでご連絡下さい。折り返しURLをお送りします。
コメント (1)
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