読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「ルビンの壺が割れた」

2018年02月06日 | 日記
宿野かおる(新潮社)

 何の先入観も持たずに、読み始めめるべきだ。すごく薄い小説だから高校生が立ち読みで読み切ったなどという話も漏れ聞く。もちろん、読書感想やネタバレなどもってのほか・・・

内容紹介は
『この小説は、あなたの想像を超える。
結末は、絶対に誰にも言わないでください。
「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつて恋人だった女性。SNSでの邂逅から始まったぎこちないやりとりは、徐々に変容を見せ始め……。ジェットコースターのように先の読めない展開、その先に待ち受ける驚愕のラスト。覆面作家によるデビュー作にして、話題沸騰の超問題作』

・・・これくらいの「紹介」が妥当なところ。
・・・個人的な感想:①この展開にまさに”驚愕”する。②振り返ってみれば、始まりの動機やストーリーに少しずつ隠された「伏線」があって、後でそれが反映する。③でもまあ、そりゃあ「ない」のではないか?というのも冷静になれば感じるところ。
④全体によくできた「発想」と「展開」だ。
ミステリ好きに、読んで損はないし、話題に追いつくには”必読”です。

面白いものを発見:
出版社が帯の言葉を募集したら・・・というもの。当たっている!!

キャッチコピー
優秀作品5作発表!!

全6,015件の応募コピーの中から、悩みに悩んだ末、「これは思わず読みたくなる!」と担当者が唸った以下5作品に決定しました。
たくさんのご応募、本当にありがとうございました。
キャッチコピー募集(2017年7月14日~7月27日)


読まないと割れませんよ?

これは、文字で描かれた騙し絵だ。

こんなにも心と体が震えるラブレターがあっただろうか

割れ物注意。

帯もカバーも見てはいけない。あらすじやレビューも見るべきではない。そして今すぐ本を開き、読み始めた方がいい。それが今年最も凄い小説を味わう最良の方法だ。 』
http://www.shinchosha.co.jp/rubin/

もうひとつ。著者のインタビュー?からの引用:
『[公開往復書簡]覆面デビュー、なぜですか?
宿野かほる、担当編集N
宿野かほる様
 お世話になっております。
 発売前に全文を公開してキャッチコピーを募集したキャンペーン、おかげさまで大反響のうちに終了しました。
 当初は「誰にも気付いてもらえなかったらどうしよう」と心配していたほどでしたが、蓋を開けてみれば特設サイトは79万PVを突破、キャンペーンには6015件もの応募がありました。この中から5つの優秀作を選ぶという難問に、今は嬉しい悲鳴を上げています。
 ところで、読者の方からの反響として、著者への質問を多数いただきました。せっかくですのでそれにお答えいただき、そのやりとりを「波」誌上で公開できたらと思いついたのですが、いかがでしょうか。作中の人物に倣い、電子往復書簡をそのまま載せたいと考えています。
 ちなみに一番多かった質問は、「この物語を一体どこから発想したのか」というものです。
 
担当編集N
N様
宿野かほるです。
「無料全文公開」に多くの反響があったと伺い、大変驚いています。ツイッターなどで、応募されたキャッチコピーを拝読し、読者の皆様の素晴らしい言葉とセンスに感服しています。
 わたしに対して多くの質問が寄せられているとのこと。たしかに覆面作家ということで、いろいろと気になることがあるのは理解いたします。
『ルビンの壺が割れた』は、友人たちとの集まりで聞いた話がもとになっています。女友達の1人がフェイスブックでの奇妙な体験談を語ったのですが、それは実に恐ろしい話で、わたしを含めてその場にいる人たちは心をぎゅっと鷲掴みにされました。
 わたしはその話をメール形式の小説にして、友人たちの間で回し読みするのはどうだろうと考え、遊び半分で書いたのが、この作品です。もちろん、友人の話を作り変えてはいます。 』



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