モノトーンワールド

独自の作風で墨絵の世界を模索し始めました。描くというより偶然の重なりでできたもので、何か感じるところのあった作品です。

隠れたつもり

2015-10-09 11:35:35 | 作品

小人図鑑に出てきそうな小人さんが何かにまぎれたいます。

でも、すぐに見つかってしまいそうですね。

朝靄に 光を浴びて 山紅葉 せせらぎ踊る 土手歩みけり


こそ泥

2015-10-08 11:07:11 | 作品

抜き足差し足忍び足、大きな荷背負ってどちらへ。

あたりを警戒しているようですが、皆さんにに見られていますよ。

風のどか 香流せし 金木犀 会話弾みて 散歩も軽し

 


関取の懐から

2015-10-06 11:41:15 | 作品

おなかの大きな関取か?何を抱えているのかな。

ペットが、背後を警戒しているようにも見えますが・・・。

霜の朝 鏡向かいて 溜息が 霜降り髪を 櫛で撫でつつ


遠くを見詰める猿

2015-10-05 11:26:18 | 作品

ただ1匹、遥か遠くを見詰め、故郷のことでも思っているのでしょうか。

それとも視線の先には、何か美味しいものでもあるのかな?

冷え辛し 齢重ねし この身体 色付く葉へと 思い写して」 


仲間割れ

2015-10-04 11:18:57 | 作品

何やら激しい喧嘩をしているように映りますが・・・。

三角関係のもつれかな?

笛太鼓 耳を切り裂き 神楽ゆく 手を振る子等に 菓子の雨降る」