今日は文化の日です。かつて若い頃私はこの「文化の日」と、その言葉の響きに、
惹かれていた頃がありました。
50年前(17歳の頃)は、私は栃木県小山市の「高専」で学んでいて、その敷地内の
寮に住んでいました。部活(当時は「クラブ」)で、サッカーに夢中になっていて、
勉強は疎(おろそ)かでした。当時、「サッカーの神様」と呼ばれていた「ペレ」
(ブラジル)が引退して、世界各国で催しされていたペレの引退試合が日本では、
国立競技場で行われることになり、私も寮のサッカー部の先輩たちに誘われて行き
ました。中学校の修学旅行で初めて東京へ行き、二度目でした。ペレは当時の日本の
サッカーファンの憧れの的であり、私もその一員でした。(私はドイツのゲルト
ミュラーも好きでした)
寮には1年生(16歳)~5年生(二十歳)まで、サッカー部員は20名以上いて、
3、4名の班に分かれて行くことになりました。私は4年生のTさんと3年生のYさん
の班でした。この共通点はサッカーの他に山登りが好きである、ということでした。
Tさんは、国立競技場のペレさんの試合を見る前に、神田の古本屋街へ寄ってから
行こうと言い、Yさんと私を御茶ノ水駅で降りて、あの緩やかな坂を歩いて神田の
古本屋街へ連れて行ってくれました。これが、私の「文化」との出会いの原点でした。
その後、ずっと機会があれば神田へ足を運び、息子たちが小6と小5になった時に
家族で初めて神田古本屋街へ連れて行きました。上野動物園はその前年。ディズニー
ランドが開業した頃でセットでした。
文化とは、自然の中から生まれたものです。奇しくも、今朝の朝日新聞社説に、
「約70年前に文芸春秋の編集者・池島信平が書いた「“文化の日”の憂鬱(ゆううつ)」
に「文化ということが、何か高尚で、特別なものであると思っている間は『文化』は
一向近づいてくれないのだ」と断じた。この日は嫌いだが、限りなく青い空が救いだと
してこう勧める。「文化の日は、秋の空を眺めて暮そう」」
私も今日はソラ君&ランちゃんとメイちゃん飼育場で、秋の青空を眺めていました。
メイちゃんもリコちゃんたち、わんちゃんも千の風に乗ってやってきてくれました。
ソラ君「ランちゃん!メイちゃんもリコちゃん、わんちゃんたちも千の風に乗って遊びに
来てくれて、青空が綺麗で高くて、気持ちいいね!」
ランちゃん「うん!そうだね、ソラ君!」
11/1 ブナの原生林へナメコ採りへ行きましたが、まだ粒でした。