小雨

今日は朝から小雨が降ったり止んだりでした。
寒い！長袖シャツを羽織りました。


小雨の中、犬舎の中で。


私　　　　「ソラ君、ランちゃん。昨日も少し話したけど、あさって、我が家へお婆ちゃんワンちゃんの
　　　　　　名前は“リコちゃん”っていうんだ。やってくるから、仲良くしてもらえるか？」
ソラ君　　「いいよ！どんなワンちゃんなの？」
ランちゃん「わたしもリコちゃんとなかよくあそびたいな！」

私　　　　「ボーダーコリーという活発な犬種なんだけど、リコちゃんはお婆ちゃん犬で、
　　　　　　目があまり見えないらしく、耳もあまり聴こえなく、また動きもソラ君やラン
　　　　　　ちゃんのようには走ったりできないよ。でも写真で見たリコちゃんはランちゃん
　　　　　　の目のように澄んで可愛い目をしているんだ！」
ランちゃん「そうなんだ……。リコちゃんはおばあちゃんイヌなんだね、わたしいたわってあげる！」
ソラ君　　「ボクもリコちゃんの犬生に敬意を表して、あまり追い回したりしないで丁寧に遊ぶから！」
私　　　　「そうか、嬉しいぞ！ソラ君、ランちゃんよろしくたのむな！」

（果たして、追い回したりしないかどうか……。まあそうするでしょうが、私がつきっきりで少しずつ
少しずつ徐々に徐々に仲良くさせてあげたいと思っています。我が家のかつての“愛犬モモ”も晩年は
視力がほとんど無くなり、聴力もほとんど無くなり……、でした）



「メイちゃん、近いうちお婆ちゃんワンちゃん、名前はリコちゃんっていうんだ、紹介するからな！」


「うん、わかった！ぱくぱく、ムシャムシャ」
「リコちゃんはあまり動けないから、角でエイってやらないでくれよ！」
「大丈夫だよ、ご主人さま。自慢じゃないけど、私は子どもとお年寄りには優しいんだから！」
「そうかメイちゃん……、たのむぞ……」



“リコちゃん”の名前の由来は、イタリア語で“リコミンチャーレ”「再出発」という意味だそうです。
名付け親様へ感謝いたします。

優しいお巡りさんの巡回中に(昨年晩秋の寒い中）腰まで浸かって、川の中に遺棄され衰弱していたのを
助けられて、保健所に保護され、そして『ボーダーコリーレスキューネットワーク』様に引き受けられて、
介護していただき元気になって、私の元へやってきます。（声帯が切られていて空気音でしか鳴けないそ
うです……、あまりに可哀想です）
まだ見ぬリコちゃんへ「リコミンチャーレ！」
残りのリコちゃんの犬生、少しでも多く生きている喜びをソラ君、ランちゃん、メイちゃんと私と一緒に
分ち合っていこう！