白雲去来

蜷川正大の日々是口実

年年歳歳花相似たり。

2021-02-26 17:17:58 | 日記

2月22日(月)晴れ。

何という暖かな日だろう。四月下旬の陽気だとか。浪人暮らしが長いせいかこの時期に暖かいと言うだけで、嬉しくなる。朝食は、サンマの干物、筋子、ほうれん草の味噌汁。昼は、ドーナツ一個にコオヒイ。夜は、まあまあのカツオと牛丼、大根と人参のサラダ。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

私が『大吼』を編集していた平成22年の「秋季号」(10月発行)の特集は「心に残る一冊の本」。民族派はもとより各界の方々40人から「私の一冊」を挙げて頂いた。平成22年と言えば西暦で2010年、今から11年前だ。その特集が掲載された『大吼』に目をやると、原稿を頂いた40人の中で、5人の方が幽明境を異にされている。古い同志で、ブラジルの日本語新聞社で筆を執っていた笹井宏次朗さん。一時帰国した時に、歓迎会の席で旧交を温め一献酌み交わしたのが昨日のことのように思い出す。

国民新聞の山田恵久さんや山浦嘉久先輩、民族連合の小林俊文さん。皆さん、私が民族派運動に入った頃からお世話になった人たちだ。年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず、か。いずれ追悼の意味を込めてその方たちの「一冊」を掲載したいと思っている。

 

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