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白雲去来

蜷川正大の日々是口実

戦争映画の白眉は『ハワイ・マレー沖海戦』。

2022-08-19 12:19:46 | 日記

8月17日(水)晴れのち雨。

朝食は、千葉のサバの文化干し、納豆、瓜の奈良漬け、なめこの味噌汁。昼は抜いた。夜は、鶏のもも肉のソテー、お好み焼き。お供は、昨日に続いて「さつま司」の「綾紫」。酔狂亭にて独酌。

私の好きな戦時映画の一番は『ハワイ・マレー沖海戦』である。1941年(昭和16年)12月8日の真珠湾攻撃および12月10日のマレー沖海戦の大勝利を描き、国威発揚させることを目的として、海軍省が企画し、開戦一周年記念映画として1942年(昭和17年)12月3日に公開された。戦後も東宝の配給で再公開されている。戦時下に作成された戦争映画の白眉である。この映画の特撮を担当したのが円谷英二である。飛行機の編隊がハワイの山間を飛行する場面では、模型を吊るしたクレーンを回す事でバンクの再現を試みており、後に押収したフィルムを観たアメリカ人は、この場面を実際の記録映像だと信じ込んでいたという。

この特撮の部分を克明に小説の中に再現したのが松岡 圭祐の『ヒトラーの試写室』(角川文庫)である。観てから読むか。それとも読んでから観るか・・・。お勧めの映画と本です。


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ゴールデン街のこと。

2022-08-19 12:01:32 | 日記

8月16日(火)晴れ。

寝坊して朝食はなし。昼食は、下の子供のお土産の「551」の肉まんと冷やし中華。夜は、千葉の鮭のハラス、豚キムチ、青森の実家から届いた枝豆。お供は、「さつま司」の「綾紫」という焼酎。初めて飲んだがとても美味しかった。酔狂亭にて独酌。

新宿のゴールデン街の知り合いのお店から残暑見舞いの葉書が届いた。ゴールデン街に連れて行って貰ったのは、元楯の会の故阿部勉さん。いや阿部ちゃんの方が呼びやすい。確か「クラクラ」だったと思うが、何度か訪れた時に、ボックスにに座ったら、テーブルの下に誰かが寝ていて、ヒェーっと驚いたら、何と、タコ八郎だった。マスターが可愛がっており、阿部ちゃんとも仲良しだった。帰りに、タコちゃんが、私にお土産だと言って、背広のポケットに何か入れてくれた。こちらも酔っぱらっているので、適当にお礼を言って、そのままタクシーで帰った。翌日、着ていた背広を見ると、両方のポケットが、シミで変色しているではないか。慌てて、中を見たら、「豚足」が入っていた。タコちゃんが、私にお土産にくれたのはこれだったのか・・・。結局、背広の上着はパァーになってしまった。

野村先生が、愛したゴールデン街のお店は、「カルガァンチュア」と「ル・マタン」の二軒。なぜかいつも、阿部ちゃんが待ち構えていた。先生が帰る時には決まって、阿部ちゃんに支払いとカンパの意味を込めて五万円を渡す。それが、度々なので、ある時私が、「先生、ゴールデン街の店何て、いくら飲んでも一人、二三千円程度ですから、阿部ちゃんに五万円何てやり過ぎですよ」と言った。不思議と、先生がゴールデン街に行くと、阿部ちゃんが匂いを嗅ぎつけてやってくる。しばらく飲んでから、帰る時に、先生も私の忠告もあってか、今回は、三万円を阿部ちゃんに渡した。すかさず、阿部ちゃんは、「先生、二枚足りません」。これには先生もギャフン。仕方ないので、「そうか悪かった」と二万円追加して渡した。後で、車の中で、「まったく阿部には勝てねぇなあ」と大笑い。

今頃、阿部ちゃんは野村先生とあの世で一杯やっているのだろうか。

 


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