白雲去来

蜷川正大の日々是口実

オールスター総出演、総天然色の映画を見た。

2009-07-23 15:52:06 | インポート

七月二十二日(水)雨。

 何だ、何だ、梅雨明け宣言が出た途端に連日の雨。雨が降って幾らか涼しくなるかと思いきや、ジメジメしてまいった。愚妻は仕事、上の子供は部活、家にいるのは私と下の子供だけ。洗濯物がたまっているので、天気が悪くてもエエッイ、と二度洗濯機を回した。いつも思うのだが、これが洗濯機が無かったら、タライではこの量はとても洗えない。私が子供の頃、母が、タライと洗濯板でゴシゴシやっていた記憶があるが、昔の人はエラかった。冷蔵庫も木で出来ており、上に氷を入れておくものだった。今、そんな生活をしたら洗濯で手は荒れるし、食べ物が腐るなど、食中毒を起こして大変だろうなぁ。

 そんな事を考えつつ、全てが終わったのが正午過ぎ。子供と二人で、ピ゛ックボーイというファミレスで昼食。その後事務所にて仕事。

 そうそう、皆既日食で大騒ぎ。驚いたのは、ガラスにロウソクで煤をつけたり、黒い下敷きで見てはいけないとニュースで言っていたのにはエエッー。確か私が子供の頃には、学校の先生から、教わってやったことが、今ではダメとのこと。何でも、専用眼鏡を買って見て下さい、とか。関東地方は生憎の曇り空。悪石島などというオドロオドロしい名前の島まで行った人達にも、くたびれ損でした。それでも、太陽が隠れて夜のように暗くなるニュースを見た時には、感激した。何でも生で見るよりも、テレビで見るほうが良いときもある。余計な金を使わなくって良かったと、貧乏人は思った次第。

 ヤフーのオークションに出しておいた、マックのアニバーサリーがついに売れました。もちろん買ったときの値段からすればバカヤロウだが、使わないものをただ置いておくよりも良い。このマックのアニバーサリーは名前のように、記念品として限定生産された機種。スピーカーはボーズで音がメチャクチャ良い。それでも私のような素人には、マックは、チョット使いづらい。あまり使っていないし、全て純正だし、サヨナラするのが寂しいが、少しでも家計の助けになればメデタシ、メデタシ。

 夜は、ガァッーとシャワーを浴びて、メジマグロとタコの刺身で一杯飲みつつ、通販で買った、東映の時代劇シリーズ「勢ぞろい東海道」という映画を見た。その昔の東映オールスター総出演の映画である。清水の次郎長が片岡千恵蔵、吉良の仁吉が大川橋蔵、その女房が美空ひばり。その他、中村錦之助、北大路欣也、松方弘樹、東千代之助、大友柳太朗、月形竜之介、市川右太衛門、山形勲、高田浩吉、近衛十四郎といった豪華俳優人。昭和三十八年の正月映画で、もちろん総天然色、シネマスコープ(分かるかナァー)である。

 解説の本に書いてあったが、片岡千恵蔵と市川右太衛門の二人が、どちらの名前を先に出すかで譲らず、関東は千恵蔵、関西で上映の時は右太衛門の名前を先に出したという。 映画の世界だけではなく、大御所というのは色々難しい。

 では又明日。

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