100分de名著 『覇王の家』 司馬遼太郎
第3回 人生最大の戦果はこうして生まれた
家康の名を戦国の世に轟かせた「小牧長久手の戦い」での大勝。
10万という秀吉勢に対して、対する家康軍は1万5千。
圧倒的不利の中家康が勝つことができた背景には、家康の「情報戦の巧みさ」「知的柔軟さ」があった。
信玄亡き後、家康は甲信を併呑するが武田軍の人材を寛容に迎えいれる。
また敵だったにもかかわらず信玄の戦法を心から崇拝し愚直なまでにコピーして活かす柔軟さ。
情報戦の巧みさもあいまって家康は見事に劣勢を打開していく。
そして、人生最大ともいえるこの戦果は、その後の家康の切り札となるのだ。
第三回は、天下に轟いた家康の底力の秘密に迫っていく。
The Mission: The Falls
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