すみか

建築家と建てた、大きな庇がある小さな家。きっかけ、土地探し、建築過程とお気に入りの家での生活。

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チェルノブイリと福島

2011-03-28 11:40:14 | エコ

 前回エントリーへの飯塚さんのコメントに触発され、ちょっと調べてみました。

 今回の報道では、いろいろな単位で放射性物質、放射線が伝えられていて、これまで起きた大きな放射性物質放出である大気圏内核実験やチェルノブイリ原発事故との比較が難しくなっている。報道機関がきちんと単位をそろえて報道してくれればよいのだが、極論すれば面積と体積の違いも分からない記者が大部分なので多くを望めない。(記者は、数字などは間違えるといけないの取材先が言ったことをそのまま書く傾向がある。キロやメガなどの補助単位をそろえることすらしない)

 さて、今回の土壌汚染をチェルノブイリ原発事故と比べるとどうか。

 原発から北西に40キロ離れた福島県飯舘村の土壌汚染は土壌1キログラム当たり16万3000ベクレルのセシウム137がでた。この土壌1キログラム当たり(単位体積当たり)というのがくせ者で、チェルノブイリ事故の場合は、土壌の単位面積当たりの数値しかないので、直ちに比較はできない。

 飯塚さんご指摘のhttp://bit.ly/gDp77dによると、京大の人々は土壌1平方メートルの重量を20キログラムと換算して、チェルノブイリ事故と比べている。この換算は正しいのか?

 土壌放射能量をキログラム当たりで測定する場合、キログラムは乾燥重量らしい。土壌の乾燥重量は土質によって違う訳だが、この際、オーダーが分かればよいので1・5グラム/立方センチメートルという何となくそれらしい値を当てはめると、1平方メートルを深さ1センチ掘った土の乾燥重量は15キログラム。

 実際に測定するときの土の採取方法は分からないけど、深さ5センチまで採取したとしても平方メートル当たりの重量は75キログラムなので、京大の人々の20キログラム換算もオーダーは合っている。

 以上により飯舘村のセシウム137降下量は1平方メートル当たり300万ベクレル程度と換算してオーダーとしては正しいと言える。

 チェルノブイリと比べると、どうか

<チェルノブイリの場合>
・半径60キロ圏内の半分ぐらいが飯舘村と同程度以上の汚染
・200キロ以上離れた場所にも同程度以上の汚染地がほぼ同面積出現
・同程度以上の汚染地面積は3100平方キロメートル(東京都の1・5倍

 従って、今のところチェルノブイリほどの事故にはなっていない。このまま収束させることがきわめて重要で、もし、事故がチェルノブイリ並に悪化すると、風向きや気象によっては、首都圏を含む広範囲が高濃度の汚染にさらされてしまう。

コメント (1)

水道水も放射性物質汚染

2011-03-23 17:51:34 | エコ
 福島第1原発の放射能で、我が家がある地区の水道水も「乳児の摂取を控えて下さい」という汚染レベルになってしまった。先進国の首都の水道水を赤ちゃんが飲めない状態になったのだから、これは大変なことだ。

 今回の事故で東京に降下している放射性物質(セシウム137)の量を、大気圏内核実験が盛んだった1963年の東京のセシウム137降下量と比べてみた。大気圏内核実験が盛んだったころ「雨にぬれると頭がはげるぞ」と言われていたのを、現在50歳以上の人は覚えていると思う。そのころの降下量に比べて事故後の降下量は、はるかに多い。

 大気圏内核実験の放射性降下物(フォールアウト)がもっとも多かった1963年夏の東京へのセシウム137の月間降下量は570ベクレル/平方メートルだった。(http://rcwww.kek.jp/kurasi/page-46.pdfのグラフから読み取り、平方メートル当たりに換算)

 また、同年の年間降下量は1924ベクレル/平方メートルだった。(http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010105/06.gifの記載を換算)

 これに対し、今回、文部科学省が発表している降下量(3月21日9時~22日9時採取)によるとセシウム137の降下量は

 茨城県ひたちなか市が 12000ベクレル/平方メートル
           東京が 5300ベクレル/平方メートル

 


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地震影響なし

2011-03-13 17:20:13 | 家と生活
 都心の会社では一部、天井パネルも落ちました。我が家は目視の範囲では、まったく影響なしでした。揺れの方向がよかったのか、本の落下もなし。移動式の脇机がせり出してきていたとのことで、地震を考えるとストッパーが必要かも知れないですね。
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庭木の成長

2011-03-06 17:10:56 | ガーデニング
 オリーブがどんどん大きくなっている。調べてみると最大7メートルぐらいになるらしい。


 デッキの庇よりも背が高くなってきた。家から緑地を挟んだ小学校の土手に、梅の木があってこの時期は楽しめるのだが、今年はオリーブに隠れてしまった。


 オリーブ越しに見た梅(の類)。


 2年前の今ごろの写真。オリーブは、庇よりかなり低かった。
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