すみか

建築家と建てた、大きな庇がある小さな家。きっかけ、土地探し、建築過程とお気に入りの家での生活。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

フローリング材と地球環境

2006-09-30 21:00:58 | 工事

 フローリング張りが始まった。断熱材トラブルで工事がもたついていただけに、テキパキ進み始めて気持ちがよい...see the ranking


 フローリングは、ロシア産カラマツの無垢材。

 ところで、今回の建築に当たっては自己チューに省エネを追求した。本来なら、現場発泡ウレタンに用いたHFCの温暖化係数と放出量を把握して、断熱によって得られる省エネ効果(二酸化炭素の排出削減量)と比べてどうなのかを調べなければならない。使用したHFCは245faと365mfc。245faの温暖化係数は950(二酸化炭素の950倍!)、365mfcは890である。
 いったいどれぐらいHFCを放出したのか。現場発泡ウレタンは、ドラム缶二つの液体を混ぜて作る。片方のドラム缶にはHFCも入っている。仮に、ドラム缶一本がまるまる液体のHFC245faとする。化学式はC3H3F5。面倒なので灯油と同等の比重と考え、かつ、灯油を燃やした場合の950倍の温暖化係数を持つと考えると、断熱のためだけに既に灯油をドラム缶950本燃やしたのと同じ温暖化負荷を地球に与えてしまったことになる。
 仮に、HFC245faの放出量が、ドラム缶10分の1だったとしても、灯油ドラム缶95本を燃やしたことになる。建物寿命30年として、一年あたりドラム缶3本強の灯油。この計算はオーダーは間違ってないと思うので、もし、ドラム缶10分の1のHFCを放出していたとすれば、地球環境的にはアウトである。断熱せずに一年にドラム缶3本の灯油を燃やして暖を取ったほうがよいことになる。
 HFCの放出量がドラム缶100分の1だった場合は、一年あたり灯油60リットルを燃やしたことになり、断熱がなければそれ以上の灯油を使うだろうから、地球環境的にやっとペイする値になる。実際の放出量はいかほどだっただろう。

 木材についても同様で、持続可能に維持されている森林以外から切り出した木材は、温暖化の面だけからみても、二酸化炭素吸収源を減らすことになるので、地球にとって負荷になる。本来なら、認証のある木材を使えばよいのだが。「ロシア産カラマツ」という、いかにも認証とは無関係そうなフローリング材を使うに当たり、地球環境に思いをはせてしまった。


 問題の現場発泡ウレタンは、補修後48時間が経過しても大丈夫。今回はうまくいったか


 現場をうろうろしていたら「使わない」の文字が電線の横に


 文字は庇の角の部分。センサーライトを付ける予定だったが、どうも寸法的に無理らしい。樋とも干渉しそう。庇の根元に付けることになったようだ

 ここでお詫びと訂正

 昨日報告した、1階西側にエアコンダクトがない件は、私の間違いでちゃんと穴がありました。関係者にはご迷惑をおかけしました。お詫びして訂正します...thanks for visiting my blog, click the ranking again, please

<参考>日本ウレタン工業会による現場発泡ウレタン断熱の環境効果のライフサイクルアセスメント(LCA=製造から廃棄までを評価)を発見。HFCの環境放出は断熱材の廃棄時が大部分のようだ。つまり、HFCはほとんどがウレタンの気泡に閉じ込められて、吹き付け時の放出は少ないということか。工業会のLCAによると、鉄筋コンクリート、建物寿命60年で計算して、東京では年間650kgの二酸化炭素削減効果。建物寿命30年とすると、年間285・5kgの削減。木炭90kg分ぐらい。一応、無断熱よりは地球環境に良さそう。ちょっと、ホッとした。

コメント

階段フレーム取り付け

2006-09-29 18:39:21 | 工事

 断熱材の補修が終わり、再び内部の工事が始まった...see the ranking


 階段フレームが取り付けられた。いきなり手狭な感じ。右側に立て掛けてあるフローリング材がなくなれば、もう少しは広く見えると期待。先行事例(1)、先行事例(2)と同じようであるが、微妙に雰囲気が違う


 補修後24時間の断熱材。すき間はない。このまま落ち着いて欲しい


 きょうのアングル。北西からみる。西日がまぶしく反射する。そういえば、1階西側から出ているはずのエアコンダクトがない。今からうまくガルバリウムに穴を開けられるのでしょうか...thanks for visiting my blog, click the ranking again, please

コメント (2)

現場発泡ウレタン吹き増し

2006-09-28 14:59:33 | トラブル

 断熱材の現場発泡ウレタンの吹き増しが始まった。今度はうまくつくか...see the ranking


 ウレタンの微粒子?がもうもうと立ち込める作業。10日ほど放置して具合をみる


 秋晴れ。吹き増しは、乾燥した日を選んで行った


 玄関からいきなり居間、縦長窓があるあたりは寝室...thanks for visiting my blog, click the ranking again, please

コメント

機能美、しかし波打つガルバリウム

2006-09-27 21:08:57 | 外装

 車に乗っていて、ふと目を横に向けると、どこかで見た造形が...see the ranking


 コンテナ車


 うちとそっくり。内部空間を保護するという機能を追及した美、といえそう。ホントか


 ほぼ真横から日が当たって気づいたのだが、ガルバリウムがかなり波打っている。それほど気温は高くないのだが。真夏にはさらに膨張してもっと波打つのだろうか。このままでよいのかプロの意見を聞きたいところ。遊びをもたせて緩くビス止めするわけにもいかないだろうから、仕方ないのか


 立ちハゼのキャップ。できればここに、家紋とはいわぬがイニシャルぐらい入れたかった


 土留めは、グランドレベルより20センチほど低い高さでつくる方向で見積もりを取ることにした


 オープン感を維持でき、土留め効果も大きそう


 グランドレベルより低くするのは、費用節約の意味も大きい


 ただし、見積もり額によっては、アイデアはボツになる可能性も大


 構想中の屋外水栓と水受け。昭和30年代の保育園のげた箱の横にあった足洗い場のイメージ


 東側デッキ(予定場所)から望む...thanks for visiting my blog, click the ranking again, please

コメント

普通じゃない開口部

2006-09-26 13:42:01 | プラン

 わが家にはフツーの窓や入口はない...see the ranking


 まずは、玄関。ドアを開けるといきなりリビング。靴脱ぎ場は必要最小限


 窓はこのように細長いか、異様にでかいかどちらか。2階東側


 1階西側。窓の下は作り付け本棚になる


 唯一、普通のプロポーションの台所窓は、はめ殺しで開かず


 ...thanks for visiting my blog, click the ranking again, please

コメント