Cloudying Blue

ことのは

弔いを、私にも

2016-06-09 | 言葉 2014-
くたびれたブラウスの裾を握りしめ
湿っていく掌 頬さえも

伝えたかった言葉なんて無かった
そんなものでは表せない気持ちの
行方をどうしたらいいのか、わからない

失った未来を ただ呆然と
溢れ出るものもそのままに

この静寂を、私が愛する日は来るのか

2016/06/09