よそじパラダイス

四十路(よそじ)-肌もお腹もたるむけど、そんなに悪くない-色々ある年代、喋って笑って、どんどんパラダイスにしちゃえ!

サイモン&ガーファンクル ― 私のズレまくり人生 

2006年09月30日 22時18分54秒 | ゲームもアニメも音楽も本もマンガも
私、子供の頃からちょっとズレてました(笑)。小学校の時、すでにアニメオタクだったし。

んで、中学生の時、サイモン&ガーファンクル(S&G)にはまってしまいました。

世間は、全部ピンクレディー!!S&Gが、全盛だったのは、私が、7つか8つの時ですから、私が、どんなにズレていたかわかると思います。サイモン&ガーファンクルなんて言っても周りの友達はほとんど知りません。だから、ずっと隠れファンでした。
もちろん、私もピンクレディーも大好きで、UFOも踊れますよ(笑)。

きっかけは、何だったか、どこで聞いたのか忘れましたが、一番最初に耳にしたのは、『コンドルは飛んで行く』。中学2年の時です。とにかく感動して、誰が、歌っているのかを忘れないようにしなくちゃと思った記憶があります。
母に聞くと『卒業』という映画の音楽を作った人達だと教えてくれました。

その後も、他の歌も聞きたいとずっとずっと思っていましたが、中々機会に恵まれませんでした。そして、中学3年のお正月、お年玉を手にした私の目にスーとそれが、入ってきました。『サイモン&ガーファンクル』のアルバムのカセットテープです。今でも覚えています。2500円。
買おう!!その頃の私にとって決して安いものではなかったのですが買いました。はじめて聞いてから2年近くがたち、ずっと望んでいたもの。今、買わないと、もう聞くチャンスがないかも、そんな気がして…。
んで、なぜ、カセットテープかというと、我が家、決してお金持ちでは無かったので、カセットプレーヤーしかなかったんです(笑)。

家に帰り、早速、テープをセットして耳を済ましました。

一番目の曲は、『サウンド・オブ・サイレンス』。あー、この曲聞きたかった曲だぁって、もう、本当に嬉しくなって、音は、充分大きいのにスピーカー部分に耳を近づけて聞き惚れました。 他に『コンドルは飛んで行く』、やっぱりいいじゃん。 『ミセスロビンソン』、ちょっとわからん。 はじめて聞いた『明日にかける橋』、歌声の美しさに感動し、歌詞を見て感動し、気がついたら目がウルウルしていて…。 

 When you're weary, feeling small
 君が疲れ果て、惨めになって
 When tears are in your eyes, I will dry them all
 涙があふれてしまうなら、僕がすべて拭ってあげよう
 I'm on your side, when times get rough
 君のそばにいるよ 辛い時も
 And friends just can't be found.
 友達がまわりに誰もいなくても
 Like a bridge over troubled water
 荒れ狂う流れに架かるあの橋のように
 I will lay me down
 僕がこの身を横たえ(君の橋になろう)
 

『スカボロー・フェアー』でノックアウト(前にCMで流れました)。 『ボクサー』、これ、吉田秋生さんのマンガ『カリフォルニア物語』に出てきて嬉しかったです。 『オールド・フレンズ』、好きです。

書き出したら切りが無いんですけど、とにかく、そのテープを毎日、家に帰ってくると聞いて、最後には、テープが、伸びてしまって使えなくなってしまいました。
んで、高校2年の時に、今度は、アルバイトをしたお金でLPを買って、ステレオプレーヤーを持っている友達に頼んでテープに録音してもらいました。友達、こんなものって、すごい嫌な顔したのを覚えています(笑)。

私の青春ですね。