HAPPY SLEEP

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人生はグミ・チョコレート・パイン

2008-01-20 14:40:44 | movie
「グミ・チョコレート・パイン」

原作:大槻ケンヂ
監督・脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:石田卓也,黒川芽衣,金井勇太,森岡龍,柄本佑,大森南朋,甲本雅裕,
   マギー,高橋ひとみ,山崎一,犬山イヌコ,山西惇,中越典子,etc
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を観て来たっすわ.いやあ~甘酸っぱかった.

サブカル童貞少年達の胸キュン青春映画っすわ.
原作に忠実なイメージで非常にわかりやすい.

原作を読んだのが中学~高校の頃だったので,中古レコード屋で
UKのパンク・ニューウェーヴのレコードを漁ってたり,
昼飯を抜いて浮かせた金で単館映画館を観てる主人公の姿なんて…
「まさに俺じゃん!」
と,当時を思い出して,非常に切なく,そして甘酸っぱい映画だったすわ…

ストーリーとしては,マイナー趣味に浸ることで,自分は周りの通俗な連中とは
違うという差別化意識によってアイデンティティーを確保しているような?
冴えない,モテない,あくせくしているサブカル高校生達の話だ.
そしてドマイナーな”ノイズミュージック”のバンドを組んで…という話.

タイトルの意味はジャンケンで,グーが出たら2歩進めて,チョキが…
という例の遊びの名前だ.2歩進めたり6歩進めたりってやつ.

しかしこの作品の最大の特徴は,主人公がいつも来ている
単館映画館にクラスの中心的存在の可愛い女の子が来ていて,
意気投合して仲良くなる…という,非常にフィクショナルな
トンデモ設定(妄想っすね)にあるのな.

この設定こそが,原作者の大槻ケンヂの夢というか妄想というか,
そんな感じのものなんだろうけど,この設定が初版から10年経っても
売れ続け,映画化まで至ったベストセラーたる所以なんだろうなあ~

原作には無かった設定として,KERAさんが付け足したこの主人公の
童貞少年達の未来が,”しがないリストラされたサラリーマン”,
”AV現場の監督”,”未だにライブハウスに居座っている店員”,
”親の電気屋さんを継いで成金になるが強盗に財産を持って
行かれて無一文”…という,非常に救いの無い未来になっている
のも非常にリアル….

「人生なんてそんなにうまくはいかない」
「でもそれはそれで良いじゃないか」

という,先週観た「わが闇」とも同じようなKERAさんの人生観が,
原作モノの映画でも出てるのも興味深いなあ~

まあ,その人生観に共鳴しているからこそ,これまでもこの先も
KERAさんの作品を観続けるんだけどねえ~








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