こだわりの座席

春期講習会に入ったので、新入生もいることだし
気分を変えて各クラスで席替えをしました。
久しぶりだったこともあったせいか反響が大きく
座席表を見た時点で喜んだり文句を言ったり反応が実に様々でした。

本人の希望でいつも最前列だった生徒が後ろの席になり
さっそく「ボクは一番前がいいです。あと、壁側がいいです。」と要求。
最前列の片端は窓なので壁側となると…１カ所限定ですか。

「いつも同じ場所だし、たまには他の人にも譲ってよ？」と言ってみましたが
「ボクは実は目が悪んです。それに鈴木（仮名）のアタマが邪魔だし。」と食い下がる。
一見もっともそうな理由ですが、実は眼鏡が必要ない視力だし
鈴木（仮名）君は彼より小柄な生徒。
そんなに最前列に座りたいなんて、珍しい生徒だなあ。

新たに最前列壁側の席に座った生徒が
「オレは変わってもいいよ。むしろ変わろうぜ！」とトレードに乗り気でしたが
こちらもちゃんと考えがあって最前列に置いた生徒なので、そういうわけにはいきません。
「またすぐに席替えすると思うし、そのときに最前列になるように考えておくわー」
と言ったら、とりあえず納得してくれました。
「新学期が始まったら（←１０日後）席替えするんでしょ！」と期待を込めてきかれましたが
たぶん次の席替えは夏期講習会かな…。