「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

「不思議の国のアリス展」

2020年08月14日 | 今日の出来事 
今日は不思議の国のアリス展開催中の新潟市新津美術館へ行ってきました。

同会場の、春に開催された『ミュシャ展』は新型ウイルスの影響で行けず
とっても残念に思っていたので、今回は行けてよかった。
正直、今日を逃すと仕事の都合で行ける日がなくて
前売り券を買ったのに今回もダメかも・・・と心配していたのです。
私にとって、実に約10か月ぶりの美術館で喜びもひとしお。

今回の展示品は、「アリス」誕生にまつわる資料と
いろいろなアーティストが描いた挿絵、美術品など約190点。
挿絵が違うとだいぶ印象が変わるんだなあ、と思ったけど
ディズニー版は別として、どれもあまり可愛らしい感じではないのが
アリスの世界観なんだろうな。
特にダリの絵はグロテスクで黒が利いていて興味深かったです。
(ちなみに、私が読んだ本の挿絵はジョン・テニエルだと思います。)


世界で170語もの言語に翻訳されている、というのもビックリ。
言葉遊びの要素もあるから、ただ訳すのよりもずっと大変だったろうなあ。
展示品の説明にあるセリフの英文と日本語訳を見ても
うまく訳してあるなあと思うものがあったし。

「不思議の国のアリス」も「鏡の国のアリス」も
小中学生の頃しっかり読んでいたので
懐かしさと、久しぶりに読み直したい!という気持ちになりました。

お盆で混んでいるかな、と思ったら、それほどでもなく。
「謎解き」には参加しなかったこともあって
最初から最後まですんなりゆっくり鑑賞できました。

グッズもしっかり購入。

「色が変わる不思議なハーブティー」
エリック・カールが描いた、珍しく?可愛らしい「チェシャネコいもむし」
ポストカードと缶入りビスケット(缶目当て)です。
他にも気になるものがいくつもありました。

帰りにJAにいがた南蒲ただいまーとトマトうどんを食べました。
約半年ぶりの外食。

思った以上にサッパリしていて美味しかったです。
ひじきたっぷりのおにぎりも。

寄り道ひかえめで帰ってきましたが
久しぶりの美術館・外食・遠出に大満足です。