「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

特訓の成果

2009年11月27日 |   誤・迷答!
実は今月、中3クラスで理科・社会・英語の暗記教科について
不得意科目としている生徒を集めて特訓授業を行っていました。
このほど最終日を迎えたのですが、わかったことは
「できない生徒ほど切羽詰まらないとやらない」ということ。
まあ、やる前からわかっていたことなんですけど…。
あまりにも予想通りでちょっとがっかりしました。

たとえば、英語では
毎回基本例文を20文覚えてくるように!とプリントを配布し
まったく同じ文を暗記できたかテストしたのですが
こんな調子↓↓↓

○日本語に直しなさい。
 Taking pictures is very interesting.
  →「とてもおもしろい写真が撮れました。」 それは気になるなあ
  解答「写真を撮ることはとてもおもしろい。」

 This letter made him happy.
  →「この手紙を書いた彼は幸せだ。」   言い切っちゃってますね。
  →「これは彼が喜んで作った手紙です。」 仕掛けでもあるのかな?
  解答「この手紙は彼を幸せにした。」

生徒たちの手元に配ったプリントと1字1句変えていないのに
なんでそんなハチャメチャな文を書くかな?
ホントーに覚える気がないんだなあということがよ~くわかりました。

特訓授業は毎年実施しているんですが
成果が出る生徒はいつもほんのわずかで、歯がゆいです。
自分の英語の点数のひどさに危機感がないからなんだろうなあ…。