スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

国宝 姫路城 PARTⅡ

2017-10-25 06:51:50 | 建物

昨年の「道東の旅」に引き続き、今年もさいしん旅の生きがい大学

第31回姫路城・こんぴらさん参拝徳島「鳴門観光船」「阿波踊り体験」

2泊3日の旅に行って来ました。旅のいきがい大学は

余暇を旅行によって生きがいあるものに、そして旅行を通じて

たくさんの方々とお知り合いになっていただこうとの目的で

31年間も実施されている。

2015-6-18付ブログ参照

世界文化遺産、国宝である姫路城はシラサギが羽を広げたような

優美な姿から白鷺城の愛称で親しまれてい入る。

1346年赤松貞範が築城、その後黒田重隆、羽柴秀吉、

池田輝政が改修をしていき、今日の城姿になった。

姫路城に西国の外様大名監視のための西国探題が設置された。

主な城主は小寺、黒田、池田、本多、松平、榊原、酒井と

多くの大名が成った。城主が幼少、病弱、無能な場合には

牽制任務を果たせない為に城主となる大名が頻繁に交替した為である。

この道路標識は日本語表示がなく、英語のみ、とても新鮮で

思わず撮ってしまった。やはり姫路城は京都からも近く

外国人観光客が多いのだろう。先日アップした京都で

あまりにも多い外国人にぴっくりしたがその流れの標識なのだろう。

右側の絵表示はしばらく見ても意味が分からない。

どういう意味の絵なのだ?

姫路城には内堀・中堀・外堀と3つの堀がある。

平成4年に昭和時代から空堀になっていた東部中堀を整備し水堀に戻した。

平成10年と平成19年には北部中堀も整備。現在はポンプを

使用して約5日間で循環するようになっている。

旅をするといつも感じるのだが、平成に入って文化財のインフラ整備が

どんどん進められている。これは日本の心の豊かさを求める力が

行政を動かしているにちがいない。

徳川家康の孫娘千姫が本多忠政の嫡男忠刻に輿入れする際の

化粧料10万石で1618年(元和4年)に建てられた西の丸。

今回は姫路城の正面から記念写真を撮り、近くまで案内して

城の説明を聞いただけで、隣接する姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」を

中心に散策した。姫路城を望む日本庭園「好古園」は

姫路城を借景に、姫路市制百周年を記念して造営され、

平成4年に開園した池泉回遊式の日本庭園だ。

昭和60年以来の発掘調査で確認された西御屋敷跡・武家屋敷跡・

通路跡などの地割りを活かした9つの趣きの異なった

庭園郡で構成され、その面積は約10,000坪有る。

「好古園」の愛称は江戸時代の最後の姫路藩主酒井家によって

この庭園の入口付近に移設され、文武両道の振興を図った

藩校「好古堂」に因んでいる。

御屋敷の庭を眺めながら食事ができるレストランがある活水軒。

メニューサンプルを見ると地元食材の穴子中心のメニューが

並んでいるのはグルメサイドから見た旅のおもしろさだ。

姫路藩主の下屋敷があった御屋敷の庭は姫山原始林を借景とした

池泉回遊式庭園で本園最大の庭だ。南側の大滝は深山幽谷の

流れの趣きにあふれ、瀬戸内海をイメージした池には錦鯉が彩りを添えている。

中秋の名月を愛でるのに最良の方向に建てられた潮音斎。

そこに折り紙で飾られた内裏びなと羽子板。おそらく千姫を意識した

お人形だろう。とても可愛かったので2度パチリ。

外国人ガイドの説明を真剣に聞いていた外国人の団体。

言葉を良く聞いていたらドイツ語だった。皆イヤホーンを付けて話を聞いている。

良く整備されている土塀の長い道。とても心安らぐ空間だ。

8月26日に封切された「関ヶ原」原作は司馬遼太郎で岡田准一

有村架純、平岳人、東出昌大、役所広司と人気俳優が出演している

映画は好古園でロケされた。築地塀、屋敷門前、好古園横の堀沿いなどが

ロケ撮影に使われた様だ。機会があったら記憶が残っている間に是非見たいものだ。

ちょっといい感じの写真2枚。

ここは流れの平庭。水の流れもゆったりとした岸辺にあずまや

「流翠亭」が建つ、明るいのびやかな庭園だ。

見た目にはほとんど平らなのにスムーズに水がUターンして流れている。

流れの美しさにしばし見とれてしまった。そこに実を付けていた

紫式部の花がとても栄え、よりこの庭を美しくさせている。

浴衣と着物を着た若いカップルがここにも居た。京都でも大勢居たっけ。

着付けがいまいち馴染んでいなかったので、聞いてみたら

台湾から来たと言っていた。やっぱりネ。

幾種ものお洒落な垣根が目に止まったのでパチリ。

これだけでも日本文化の美しさを感じます。

15種類の竹類を植栽した「竹の庭」。中央に八角の和傘を

イメージしたあずまや「聞竹亭」を配している。

 

 

好古園は平成4年開園の新しい日本庭園だがゆっくり全体を

散策してみると、一言で言えば素晴らしい庭園であった。

現代の求めるものを日本古来の様式で表現しているようで

今の日本の心をしっかりつかんでしまう何かがここにはある。

是非時間に縛られないでもう一度来てみたい庭園でった。 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
姫路城 (鈴木<卓球ルーム>)
2017-10-25 16:35:06
こんばんは
姫路城はまだ行ったことがありません
妻の勤める会社の休みがとれて私のリハビリが終わったら行こうと考えています

さ来年になるのかな?
楽しみが出来頑張れます
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