今年は年初から新しい講座の資料を準備する作業に追われています。
これまでも取り上げてきた、フランクル、キューブラーロス、唯識、道元、空海に加え、新約聖書の『ヨハネ黙示録』、日本浄土仏教の原点ともいうべき源信の『往生要集』などの言葉を、いわば「往生術」つまり、ただ死ぬのではなく、「よりよく生きてから、さわやかに逝く」ためのヒントという角度から読み直す試みで、自分自身にとってもとても新鮮な読み直しが進行中で、みなさんにご紹介するのが楽しみになってきています。
チラシに掲載するのがもれましたが、まさに動乱の時代を生き抜いてさわやかに逝ったローマ皇帝にしてストア哲学者であったマルクス・アウレーリウスの言葉も往生術のヒントとして取り上げます。
かつてブログ記事でもご紹介しましたが1)2)3)、今回は下記の拙著で試みた私訳を使いますので、関心のある方は比較していただけるとおもしろいかもしれません。
また今回は、要点だけですが、いつかまた下記の著書をテキストにして詳しくお話できればと思っています。
ストイックという思想 | |
クリエーター情報なし | |
青土社 |
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