最終授業2:授業効果

2006年12月22日 | 心の教育
 昨日で、もう1つの授業「仏教心理論」が終わりました。

 「仏教心理」ということで、前期『生きる自信の心理学』(PHP新書)の内容を、後期『唯識と論理療法』(佼成出版社)の内容を伝えてきました。

 各授業とも毎年この頃に、授業の効果を調査するために、「成績にまったく関係ないから、率直に書いてほしい」と言ってアンケートを取っています。

 アンケート項目の1つとして「授業を受けたことであなたの人生観・世界観にプラスの変化があったと感じていますか。0から10までのスケールで表現してください」というものを設けてあります。

 ある意味では、これがいちばん知りたいところです。

 今年のこのクラスは、回答者50名で、集計(9以下は累計の%)は以下のとおりでした。

 10   28%
  9   40%
  8   66%
  7   76%
  6   80%
  5   84%

 例年の平均とほぼおなじ傾向ですが、あえていうと10が28%は例年の25%くらいよりやや高めといったところでしょうか。

 ともかく例年、4以下も含めると90%の学生が「プラスの変化」を報告してくれています。

 0が1名、無回答が4名で、少し残念なのですが、これはコスモロジー教育=コスモス・セラピーがもちろん万能ではないことを示しています。

 しかしそれにしても、自己宣伝のようですが……自己宣伝ですが、コスモロジー教育の効果がそうとう高いことは確かだと思うのです。

 人生観が肯定的に変化した結果、自殺したり、落ち込んだり、人をいじめたり、殺したり……するはずはありません。

 改めて、ぜひ「自殺防止」や「いじめ対策」を考えている関係者のみなさんに、「半信半疑」でかまいませんから、ともかく検討してみていただきたいと願っているところです。



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