SBS月火ドラマ『オー！マイレディ』
初回放送:2010年3月22日 夜8時55分
放送時間:毎週月、火曜日 夜8時50分
演出:パク・ヨンス
脚本:ク・ソンギョン
登場人物:チェリム、チェ・シウォン、イ・ヒョヌ、ムン・ジョンヒ、パク・ハンビョル
■ユン・ゲファ役(チェリム) 孤独でも悲しくても泣かないちょっとオールドなキャンディ・キャンディ、大韓民国の代表的なおばさん。
2年前、夫の浮気で離婚した。いくらにもならない慰謝料と分割した財産は、その頃ガンになってしまった実家の母親の治療のために使い果たしてしまい、その後さまざまな職を転々として生計を維持してきた。最近、店員として仕事をしていた先輩の衣料品店まで閉店することになってしまい、失業者となって家賃まで払えずに路頭に迷うことになる。
問題は彼女が生きる理由であるたった一人の娘ミンジ。娘を連れてとても考試院に入ることはできない。結局、再び会わないと誓った元夫に娘を任せる。娘と一緒に暮らすためには部屋が必要だ。だから死んでも就職しなければならない!
35歳、誰からも認められない主婦歴10年のケファの就職プロジェクトが始まるが…
こういうかわいそうなおばさんのための制度なのか、女性雇用促進のため「主婦インターン制」という最新制度によってケファが流れて行ったところはなんと、ミュージカル製作会社だった。公務員の怠慢な業務のおかげなのか、ケファがはったりで書いた自己紹介書のおかげなのか、経理業務として紹介されて受けることは受けたがここで必要なのは製作チームのインターンだという。経歴の無いおばさんだと相手にしない社長の足首を捕まえて頼みこんだところ、それじゃあ大スターソン・ミヌを捕まえてきてみろという。えっ、この社長… 狂ってるんじゃないの? そんなこと話になる？ しかし話になるようにさせる。就職しなければならないから! ケファのこういう無鉄砲な誠意に、神様も感服したのだろうか。。。ソン・ミヌのアキレス腱をぱぁ～っと暴いてやる。ちょうどこの美男スターになぜ隠し子が、いや自分も知らなかった自分の子供が現れた。そしてそれをケファが先に目撃してしまった! 本人には発作を起こす材料かもしれないが、ケファには天が与えてくれチャンスだ。子供の存在を公開すると脅迫して、彼に契約書に印鑑を押させてしまったから…以後、すべての国民のお兄さん、スターソン・ミヌの隠し子の代理ママとして、ソン・ミヌのマネジャーとして、ソン・ミヌをパパにするプロジェクトの調教師として、ケファのまぶしい活躍が始まる。
■ソン・ミヌ役(チェ・シウォン) 現在、最高の人気を誇る美男スター。表面は好男子、実際はぶっきらぼうな男。
この前放映が終了したドラマの主人公として超大ヒットしブレイクした。キム・ヨナの次に広告収入をあげるCMスターになったし、現在準備中のテレビ界と映画界のすべての台本とシナリオがみな彼に入ってきている。デビューした時からスター級の人生だった。清潭洞(チョンダムドン)でサービングのアルバイトをし、夜はクラブで遊び青春を謳歌していたが、ハンサムな顔一つで街頭でスカウトされたし、初めから主演としてデビュー、以後そのハンサムな顔のためにずっとスターの座を守ってきた。
好男子イメージで売っているが、それは現在の所属事務所の絶大な努力のおかげで、実は性格があまりよくなく、無愛想で傍若無人な上に、もみ消したスキャンダルがけっこういろいろある。専属契約の満了日が近づいているにもかかわらず、他のマネージメント社が全く関心を持たない理由は、彼を扱うにはこういうジレンマがあることを業界の人々はよく知っているためだ。
果たして、なんの悩みも無いように思えるほど何もかもうまく行く、それで自分の省察や反省なんてしたことのないスターソン・ミヌだが、誰も知らない悩みがあるだろう。経歴が増え始め、今まで水面下に隠されていた演技力に対する論議が、最近になってすぐには弱まらなくなった。強烈な目ヂカラとBGMが流れれば、死ほど走るシーンで今回のドラマは大ひっとしたが、問題は今からだ。次の作品を選ぼうとすると頭が痛い。台本を読むのも拷問のようだ。読んでみてもよく分からないのにどうするんだと、それでそのいらだちを隠すのにさらにわがままに振舞って、さらにぶっきらぼうにふるまっている彼に、弱り目にたたり目で超大型の事故が起こる。ある日、あなたの娘をよろしくという手紙とともに子供一人が配達されてくる。え？俺の子だって? いったいこれは何がどうなっているんだ？あるわけないし、あってはならないことが起こり、ミヌは狂ってしまいそうだが、もっとどうしようもなくするのはその事実をケファに見つかってしまったということだ。自分の身分が家政婦だったり、マネージャーだったり、はったりががキム・グラの水準だったこのおばさん、子供の存在を口実に、話にならないような契約をしようと脅迫してくるが…
好男子スターに隠し子? オーマイガッ。子供の存在は国家級の機密でなければならない。子供を隠すための、そして誰も知らないうちにこっそり送りかえすための非常対策をこうじるためにその無鉄砲なおばさんと力を合わせることになるが…
■ユ・シジュン役(イ・ヒョヌ) ミュージカル製作会社<ザ・ショーカンパニー>の代表。
大学の演劇映画科卒業、演劇の分野に強かった。俳優になりたかったが2%不足した浮気心のために演出にまわり、ミュージカルに手を出し製作者に変身した。製作会社の代表がする仕事を少しかっこつけて説明するなら「多様な分野の芸術家たちの意見を調整して、プロデューサーが考える方向へ説得して合意を引き出す」ことだ。それで神経性胃炎、円形脱毛、偏頭痛まで多様な神経性の病気を持っている。仕事を単純に説明するなら? お金集めに走り回ることだ。それで、説得の達人になった。公演準備のカウントダウンが始まれば、カリスマあふれる有能な製作者に変身する。演劇界にいた時から胸に抱いていた先輩劇作家の作品を創作ミュージカルとして舞台に上げるという夢を、年が四十歳になる今年、実現させようと思う。周りは反対している。すでに前作が失敗した状況。ビッグスターでも連れてこなければ、投資が集まらない状況なのに、解決策を思いがけない人物が提示する。苦しい会社の財政のために、政府支援金でも受けてみようかと思って採用したおばさん職員が、いったいどんな妖術を使ったのか、超大物スターソン・ミヌをそそのかしてきたではないか! 初めはひとまずありがたかった。突然押し寄せる投資や協賛に、このようにうれしいことがなかった。しかし、とうてい手を付けることができないミヌの下手な演技に、何も知らないおばさん職員ケファが毎日毎日起こす多彩な失敗と事故に、胃炎が胃がんになってしまうのではないかと思ったが…
そうするうちにミヌが色々なよくない出来事でどん底に落ちた瞬間、果敢にミヌを選択することによってミヌが新しく再起できる決定的なチャンスを提供するほどの決断力とカリスマの持ち主。ミヌが若い血で野生馬のように暴れる人物ならば、シジュンは年輪がにじみ出るカリスマでトップスターのミヌに決して負けない男らしさの所有者だ。そのように仕事に没頭して生きたためさみしかったのか、でなければその女が本来そのような女だったのか、妻ジョンアが浮気した。初めはあきれた。 浮気なんて自分がするもので、妻がするとは思わなかった。それが、だんだん実感してきて怒りでぶるぶる震えるほど腹が立った。それでも確認できなかった。 もし事実だと言えば？それで離婚しようと言われたらどうすればいいだろう? 愛? 結婚十年で、それは笑ってしまうようなたわごとだが、それでも子供の母親なのに、自分が選択した女なのに、簡単に捨ててもかまわないのか(誰が捨てるのか分からないが)、そうするうちになぜ被害者の私がこんな心配しなければならないのか、それにまた怒りが込み上げる。しかしそんな状況でも恥辱感に陥って崩れるよりは毅然として内心の孤独を和らげて冷静を失わないように努力する。
■ハン・ジョンア役(ムン・ジョンヒ) ミュージカルの振付け師、シジュンの妻
作品依頼が絶えない人気ミュージカル振付け師。続けて大作ミュージカルを担当するのには彼女の能力プラス社会性とビジネス能力も一役する。やさしくて女らしいが野心がある。大韓民国最高の振付け師、最高のミュージカル製作者カップルになりたい。財力でも名声でも大韓民国上位5%の中に入りたい。そのために新聞やテレビへの露出がうれしくて、国会議員や財閥会長級の人たちに会うことができる最高経営者課程も楽しむ。そしてそのような欲望に同調しない夫との仲はすでにかなり以前から冷たくなっている。仮面夫婦として仲の良いふりをしてきたが、最近自身の浮気が見つかってしまった。怒りもしない夫にさらに腹が立った。実は彼女の心の中には夫に対する申し訳ない思いと願望が複雑に共存する。結婚当初、仕事のために避妊をしたし、結局不妊になってしまい、自分のせいでこうになったという申し訳ない思い、その時、無関心に無視した夫に対する願望が絡まって、それを紛らわすために浮気してしまったが、まだ心の中には夫に対する愛と未練が残っていることを離婚届けに印を押した後で悟る。
■ホン・ユラ役(パク・ハンビョル) ファッションブランドのマーケティングチーム チーム長。ミヌの初恋の人
芸能人との交際は絶対許せないという母親の厳命に強制的に別れて留学することになった。7年ぶりに帰ってきて、昨日会ったようにミヌに近づく。いや、近づく程度でなくつきまとう。
ところでユンジョンがつきまとうことを誰も簡単に拒絶できない。顔も美人でスタイルもよくスペックまで立派なのにどうして断ることができるだろうか! 時には舌たらずの甘えた声で、時には会社の広告モデル交渉件ではプロらしく、多様な戦術を駆使してミヌの周辺をぐるぐる回る。あのぶっきらぼうなミヌもどうしたことか簡単に拒否することができないが…
ミヌを自身のブランドモデルとして起用して、公演に衣装の協賛をするなど実質的に能力を発揮、ケファを気おくれさせる。ケファにうちのミヌを良く世話してくれてありがたいと言い、心より感謝している。その後もケファとミヌの感情について全く気づかない。自分の恋を助けてと助けをもとめるが、思うように行かない時はケファのところにやってきて涙でうったえるが…
そうするうちに二人の感情を知ることになり裏切られたという思いが強い。信じてたあの女と?よりによってあんなおばさんと?
■■ 企画意図 ■■
マネジャーはおばさんの天職! 初心者のおばさんマネジャーのぶっきらぼうで神経質な美男スターしつけプロジェクト
家族のためのスーパーマネジャー、おばさんトップスターをマネジャーする! 家族のための食事準備、家族のための洗濯と掃除、夫のためのアイロンがけ、子供たちのためのおやつの準備と教育計画と実践、婚家の家族のための食事…
おばさんたちがやる仕事の目録は、人のためのことばかりで満たされている。ママ、妻、主婦として生きていくおばさんの日常は、まさにマネジャーのようだ。主婦歴の長いおばさんほど老練なマネジャーになっていく。スター(子供、夫)の健康と栄養の責任を負うのは基本で、仕事(勉強)をちゃんと出来るように気分をうかがってコンディションをチェックして、各種情報提供と進路管理に至るまで、他の追従を許さないオールラウンドプレーヤーの面を持つ。そのノウハウとテクニックを発揮するならば、トップスターのマネジャーになることも…可能でないだろうか?
ケファ、年齢35歳。お金もなくて家もなくてキャリアもないバツイチ女で無職。夫に預けておいた子供と一緒に暮らすためには部屋を借りるお金が切実に必要だ。
ミヌ、人気絶頂のイケメントップスター俳優。なのにある日突然、娘だと現れた6才の子供のおかげで、人生がめちゃくちゃに絡まってしまって堪え難いことこの上ない境遇だ。どこにも共通分母がない二人が偶然に出会って深く絡み合ってしまう。彼女は子供との部屋を借りるために、彼は突然現れた子供の存在を隠すために、二人は秘密の契約を交わす。そして、二人のあきれた同居が始まる。一緒に二人のネバーエンディング ロマンスストーリーも!
おばさんたちのサクセスストーリー、おばさんたちのファンタジー
この話は私のようだったり、お隣りのおばさんのような平凡なおばさんが、死ねほどの努力したあげくお金を儲けて成功して、子供も取り戻しておまけになかなかステキな年下の男性との愛も得る話だ。
そう。おばさんたちのサクセスストーリー。おばさんたちのファンタジーだ。それはみな詐欺だと? それならはっきりと詐欺を働く。 楽しい詐欺を! 今夜だけはこの甘い綿あめのような夢に落ちてみてほしいと、しばらく無味乾燥な現実を忘れてと、70分間は楽しくと、このドラマを作るのだ。大爆笑させて、泣かせる時は涙をぼろぼろ流させ、ドラマの本来機能のカタルシスで視聴者たちを浄化するだろう。そしてまた無味乾燥な現実と戦う力を得られるように、大変なことばかりの人生でもさっさと振り払って立ち上がる度胸ができるように応援するドラマを作る。憂鬱な時代、大韓民国の数百万人のおばさんたちにこのドラマを捧げる。思う存分泣いて笑って楽しんでくれることを、希望してみる。
http://tv.sbs.co.kr/ohmylady/
初回放送:2010年3月22日 夜8時55分
放送時間:毎週月、火曜日 夜8時50分
演出:パク・ヨンス
脚本:ク・ソンギョン
登場人物:チェリム、チェ・シウォン、イ・ヒョヌ、ムン・ジョンヒ、パク・ハンビョル
■ユン・ゲファ役(チェリム) 孤独でも悲しくても泣かないちょっとオールドなキャンディ・キャンディ、大韓民国の代表的なおばさん。
2年前、夫の浮気で離婚した。いくらにもならない慰謝料と分割した財産は、その頃ガンになってしまった実家の母親の治療のために使い果たしてしまい、その後さまざまな職を転々として生計を維持してきた。最近、店員として仕事をしていた先輩の衣料品店まで閉店することになってしまい、失業者となって家賃まで払えずに路頭に迷うことになる。
問題は彼女が生きる理由であるたった一人の娘ミンジ。娘を連れてとても考試院に入ることはできない。結局、再び会わないと誓った元夫に娘を任せる。娘と一緒に暮らすためには部屋が必要だ。だから死んでも就職しなければならない!
35歳、誰からも認められない主婦歴10年のケファの就職プロジェクトが始まるが…
こういうかわいそうなおばさんのための制度なのか、女性雇用促進のため「主婦インターン制」という最新制度によってケファが流れて行ったところはなんと、ミュージカル製作会社だった。公務員の怠慢な業務のおかげなのか、ケファがはったりで書いた自己紹介書のおかげなのか、経理業務として紹介されて受けることは受けたがここで必要なのは製作チームのインターンだという。経歴の無いおばさんだと相手にしない社長の足首を捕まえて頼みこんだところ、それじゃあ大スターソン・ミヌを捕まえてきてみろという。えっ、この社長… 狂ってるんじゃないの? そんなこと話になる？ しかし話になるようにさせる。就職しなければならないから! ケファのこういう無鉄砲な誠意に、神様も感服したのだろうか。。。ソン・ミヌのアキレス腱をぱぁ～っと暴いてやる。ちょうどこの美男スターになぜ隠し子が、いや自分も知らなかった自分の子供が現れた。そしてそれをケファが先に目撃してしまった! 本人には発作を起こす材料かもしれないが、ケファには天が与えてくれチャンスだ。子供の存在を公開すると脅迫して、彼に契約書に印鑑を押させてしまったから…以後、すべての国民のお兄さん、スターソン・ミヌの隠し子の代理ママとして、ソン・ミヌのマネジャーとして、ソン・ミヌをパパにするプロジェクトの調教師として、ケファのまぶしい活躍が始まる。
■ソン・ミヌ役(チェ・シウォン) 現在、最高の人気を誇る美男スター。表面は好男子、実際はぶっきらぼうな男。
この前放映が終了したドラマの主人公として超大ヒットしブレイクした。キム・ヨナの次に広告収入をあげるCMスターになったし、現在準備中のテレビ界と映画界のすべての台本とシナリオがみな彼に入ってきている。デビューした時からスター級の人生だった。清潭洞(チョンダムドン)でサービングのアルバイトをし、夜はクラブで遊び青春を謳歌していたが、ハンサムな顔一つで街頭でスカウトされたし、初めから主演としてデビュー、以後そのハンサムな顔のためにずっとスターの座を守ってきた。
好男子イメージで売っているが、それは現在の所属事務所の絶大な努力のおかげで、実は性格があまりよくなく、無愛想で傍若無人な上に、もみ消したスキャンダルがけっこういろいろある。専属契約の満了日が近づいているにもかかわらず、他のマネージメント社が全く関心を持たない理由は、彼を扱うにはこういうジレンマがあることを業界の人々はよく知っているためだ。
果たして、なんの悩みも無いように思えるほど何もかもうまく行く、それで自分の省察や反省なんてしたことのないスターソン・ミヌだが、誰も知らない悩みがあるだろう。経歴が増え始め、今まで水面下に隠されていた演技力に対する論議が、最近になってすぐには弱まらなくなった。強烈な目ヂカラとBGMが流れれば、死ほど走るシーンで今回のドラマは大ひっとしたが、問題は今からだ。次の作品を選ぼうとすると頭が痛い。台本を読むのも拷問のようだ。読んでみてもよく分からないのにどうするんだと、それでそのいらだちを隠すのにさらにわがままに振舞って、さらにぶっきらぼうにふるまっている彼に、弱り目にたたり目で超大型の事故が起こる。ある日、あなたの娘をよろしくという手紙とともに子供一人が配達されてくる。え？俺の子だって? いったいこれは何がどうなっているんだ？あるわけないし、あってはならないことが起こり、ミヌは狂ってしまいそうだが、もっとどうしようもなくするのはその事実をケファに見つかってしまったということだ。自分の身分が家政婦だったり、マネージャーだったり、はったりががキム・グラの水準だったこのおばさん、子供の存在を口実に、話にならないような契約をしようと脅迫してくるが…
好男子スターに隠し子? オーマイガッ。子供の存在は国家級の機密でなければならない。子供を隠すための、そして誰も知らないうちにこっそり送りかえすための非常対策をこうじるためにその無鉄砲なおばさんと力を合わせることになるが…
■ユ・シジュン役(イ・ヒョヌ) ミュージカル製作会社<ザ・ショーカンパニー>の代表。
大学の演劇映画科卒業、演劇の分野に強かった。俳優になりたかったが2%不足した浮気心のために演出にまわり、ミュージカルに手を出し製作者に変身した。製作会社の代表がする仕事を少しかっこつけて説明するなら「多様な分野の芸術家たちの意見を調整して、プロデューサーが考える方向へ説得して合意を引き出す」ことだ。それで神経性胃炎、円形脱毛、偏頭痛まで多様な神経性の病気を持っている。仕事を単純に説明するなら? お金集めに走り回ることだ。それで、説得の達人になった。公演準備のカウントダウンが始まれば、カリスマあふれる有能な製作者に変身する。演劇界にいた時から胸に抱いていた先輩劇作家の作品を創作ミュージカルとして舞台に上げるという夢を、年が四十歳になる今年、実現させようと思う。周りは反対している。すでに前作が失敗した状況。ビッグスターでも連れてこなければ、投資が集まらない状況なのに、解決策を思いがけない人物が提示する。苦しい会社の財政のために、政府支援金でも受けてみようかと思って採用したおばさん職員が、いったいどんな妖術を使ったのか、超大物スターソン・ミヌをそそのかしてきたではないか! 初めはひとまずありがたかった。突然押し寄せる投資や協賛に、このようにうれしいことがなかった。しかし、とうてい手を付けることができないミヌの下手な演技に、何も知らないおばさん職員ケファが毎日毎日起こす多彩な失敗と事故に、胃炎が胃がんになってしまうのではないかと思ったが…
そうするうちにミヌが色々なよくない出来事でどん底に落ちた瞬間、果敢にミヌを選択することによってミヌが新しく再起できる決定的なチャンスを提供するほどの決断力とカリスマの持ち主。ミヌが若い血で野生馬のように暴れる人物ならば、シジュンは年輪がにじみ出るカリスマでトップスターのミヌに決して負けない男らしさの所有者だ。そのように仕事に没頭して生きたためさみしかったのか、でなければその女が本来そのような女だったのか、妻ジョンアが浮気した。初めはあきれた。 浮気なんて自分がするもので、妻がするとは思わなかった。それが、だんだん実感してきて怒りでぶるぶる震えるほど腹が立った。それでも確認できなかった。 もし事実だと言えば？それで離婚しようと言われたらどうすればいいだろう? 愛? 結婚十年で、それは笑ってしまうようなたわごとだが、それでも子供の母親なのに、自分が選択した女なのに、簡単に捨ててもかまわないのか(誰が捨てるのか分からないが)、そうするうちになぜ被害者の私がこんな心配しなければならないのか、それにまた怒りが込み上げる。しかしそんな状況でも恥辱感に陥って崩れるよりは毅然として内心の孤独を和らげて冷静を失わないように努力する。
■ハン・ジョンア役(ムン・ジョンヒ) ミュージカルの振付け師、シジュンの妻
作品依頼が絶えない人気ミュージカル振付け師。続けて大作ミュージカルを担当するのには彼女の能力プラス社会性とビジネス能力も一役する。やさしくて女らしいが野心がある。大韓民国最高の振付け師、最高のミュージカル製作者カップルになりたい。財力でも名声でも大韓民国上位5%の中に入りたい。そのために新聞やテレビへの露出がうれしくて、国会議員や財閥会長級の人たちに会うことができる最高経営者課程も楽しむ。そしてそのような欲望に同調しない夫との仲はすでにかなり以前から冷たくなっている。仮面夫婦として仲の良いふりをしてきたが、最近自身の浮気が見つかってしまった。怒りもしない夫にさらに腹が立った。実は彼女の心の中には夫に対する申し訳ない思いと願望が複雑に共存する。結婚当初、仕事のために避妊をしたし、結局不妊になってしまい、自分のせいでこうになったという申し訳ない思い、その時、無関心に無視した夫に対する願望が絡まって、それを紛らわすために浮気してしまったが、まだ心の中には夫に対する愛と未練が残っていることを離婚届けに印を押した後で悟る。
■ホン・ユラ役(パク・ハンビョル) ファッションブランドのマーケティングチーム チーム長。ミヌの初恋の人
芸能人との交際は絶対許せないという母親の厳命に強制的に別れて留学することになった。7年ぶりに帰ってきて、昨日会ったようにミヌに近づく。いや、近づく程度でなくつきまとう。
ところでユンジョンがつきまとうことを誰も簡単に拒絶できない。顔も美人でスタイルもよくスペックまで立派なのにどうして断ることができるだろうか! 時には舌たらずの甘えた声で、時には会社の広告モデル交渉件ではプロらしく、多様な戦術を駆使してミヌの周辺をぐるぐる回る。あのぶっきらぼうなミヌもどうしたことか簡単に拒否することができないが…
ミヌを自身のブランドモデルとして起用して、公演に衣装の協賛をするなど実質的に能力を発揮、ケファを気おくれさせる。ケファにうちのミヌを良く世話してくれてありがたいと言い、心より感謝している。その後もケファとミヌの感情について全く気づかない。自分の恋を助けてと助けをもとめるが、思うように行かない時はケファのところにやってきて涙でうったえるが…
そうするうちに二人の感情を知ることになり裏切られたという思いが強い。信じてたあの女と?よりによってあんなおばさんと?
■■ 企画意図 ■■
マネジャーはおばさんの天職! 初心者のおばさんマネジャーのぶっきらぼうで神経質な美男スターしつけプロジェクト
家族のためのスーパーマネジャー、おばさんトップスターをマネジャーする! 家族のための食事準備、家族のための洗濯と掃除、夫のためのアイロンがけ、子供たちのためのおやつの準備と教育計画と実践、婚家の家族のための食事…
おばさんたちがやる仕事の目録は、人のためのことばかりで満たされている。ママ、妻、主婦として生きていくおばさんの日常は、まさにマネジャーのようだ。主婦歴の長いおばさんほど老練なマネジャーになっていく。スター(子供、夫)の健康と栄養の責任を負うのは基本で、仕事(勉強)をちゃんと出来るように気分をうかがってコンディションをチェックして、各種情報提供と進路管理に至るまで、他の追従を許さないオールラウンドプレーヤーの面を持つ。そのノウハウとテクニックを発揮するならば、トップスターのマネジャーになることも…可能でないだろうか?
ケファ、年齢35歳。お金もなくて家もなくてキャリアもないバツイチ女で無職。夫に預けておいた子供と一緒に暮らすためには部屋を借りるお金が切実に必要だ。
ミヌ、人気絶頂のイケメントップスター俳優。なのにある日突然、娘だと現れた6才の子供のおかげで、人生がめちゃくちゃに絡まってしまって堪え難いことこの上ない境遇だ。どこにも共通分母がない二人が偶然に出会って深く絡み合ってしまう。彼女は子供との部屋を借りるために、彼は突然現れた子供の存在を隠すために、二人は秘密の契約を交わす。そして、二人のあきれた同居が始まる。一緒に二人のネバーエンディング ロマンスストーリーも!
おばさんたちのサクセスストーリー、おばさんたちのファンタジー
この話は私のようだったり、お隣りのおばさんのような平凡なおばさんが、死ねほどの努力したあげくお金を儲けて成功して、子供も取り戻しておまけになかなかステキな年下の男性との愛も得る話だ。
そう。おばさんたちのサクセスストーリー。おばさんたちのファンタジーだ。それはみな詐欺だと? それならはっきりと詐欺を働く。 楽しい詐欺を! 今夜だけはこの甘い綿あめのような夢に落ちてみてほしいと、しばらく無味乾燥な現実を忘れてと、70分間は楽しくと、このドラマを作るのだ。大爆笑させて、泣かせる時は涙をぼろぼろ流させ、ドラマの本来機能のカタルシスで視聴者たちを浄化するだろう。そしてまた無味乾燥な現実と戦う力を得られるように、大変なことばかりの人生でもさっさと振り払って立ち上がる度胸ができるように応援するドラマを作る。憂鬱な時代、大韓民国の数百万人のおばさんたちにこのドラマを捧げる。思う存分泣いて笑って楽しんでくれることを、希望してみる。
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