sigh of relief

くたくたな1日の終わりに、
熱いコーヒーと、
甘いドーナツと、
友達からの手紙にほっとする、感じ。

科学と学習と人権

2017-05-05 | Weblog
子供の頃に見たり読んだりした話で、なんでもないことなのに、
何十年経っても何かあると思い出すようなお話、について話してて、
ほとんどが学研の科学と学習で読んだ話だった。

朝顔につるべ取られてもらい水とか、脚気とかクル病とか、
白血病のアイスクリームとか温暖化にまつわる古典的SFとか、
最後の一葉とかいろんなお化けとか。笑

澄ました顔して生きてますけど、
文化資本のない、生活いっぱいいっぱいだったうちでは、
ホントに科学と学習が子どもにとっては数少ない読み物だったりしたのよね。
教科書もそれだな。何度も何度も読んだものです。
教科書をまともに真面目に読み過ぎて、
戦後民主主義教育のお花畑的と言われるような理想を、
ぜんぶ、ひとりで素直にたっぷり吸い込んで、育ったかもしれない。笑

親に何かを教わったということは、何もないなぁ、と50歳すぎても思う。
自分で、自分の環境の中で、必死で学んだ。少しだけど。
良かったと思う。親に学ばなくて。

戦後民主主義教育を、行き過ぎの左翼思想だと言われると、それは違うと言える。
学校で人権について何か少しでも学んだ覚えは全くないのよ。
私立校に通ったわたしも全部国公立の息子も。
ただ、それは友だちの経験とは全く違って、
学校によって全然違うものだったんだなと思う。

たとえば差別的な落書きで、それについてのディスカッションで
授業がつぶれたという友だちもいるけど、
わたしに関して言えば人権って何のことなのか、まわりの誰も知らず
何も教わらないまま、みんな大学を卒業してたよ。
ただ、個人的には、教科書は飲み込む勢いで読んだので、
自分で考えることはあったけど。

人権について、教科書で読んだ記憶もほとんどないです。
社会科は近代の前に終わっちゃったし、
夏休みの宿題に出るような人権作文って
いじめはやめよう!差別はダメ!みんな仲良く!マナーを守ろう!の
レベルまでですからね、今も・・・

小中学校で、差別はダメ〜とかみんな仲良く〜とかマナーを守ろう〜とか以外の
基本的人権についての授業が15分でもあったらよかったのに、とすごく思う。
誰もが生まれながらに持っている権利、なんて大人になるまで知らなかった。
子供の頃に義務教育で、世界人権宣言の一部分でいいから読んでくれたら、
もっとマシな人間になれてたかも。
そういうこと全然できてないのに、行き過ぎた個人主義とか左翼教育とか、
保守の人に言われても納得いかないよねぇ。

でもそういう保守の人を納得させるにはどう言えばいいのかよく考える。
そう言う人でも、誰よりも自分に厳しく立派な人だったりするから。
立場や環境や心の弱い人のことがわからないだけで、
優しくて寛容な人だったりもするから。
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