sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:悪の法則

2013-12-13 | 映画


この映画は役者が豪華で
リドリー・スコット監督も嫌いじゃないけど
わたしのタイプじゃないかな、と見るつもりなかったのを
友だちの強力なススメで見に行きました。
わりと、人のススメには従います。素直です。笑

豪華な俳優陣ですごく面白かったのに、
あとでレビュー見るといろいろ酷評されてました。
豪華な俳優の無駄遣いとか、意味がわかんないとか、会話が退屈とか。
でも、わたしは何がそんなに悪いのかわかんない。
どこが役者の無駄遣いなのかもわかんないけど、
もし無駄遣いなら、むしろあっぱれな贅沢映画だと思うし、
退屈な会話ってよく書かれてるけど、全然退屈じゃなかったよ、
おもしろかったよ。
ストーリーは説明が少ないのでわかりにくいところもあるけど、全然問題ないよ。
うまいし面白い映画だとわたしは思った。

わからんわからんと酷評する人が多すぎるんだけど、
そもそも、わかりゃいいってもんなのか?
わたしも話わかんないところあったけど、So what?でございますよ。
わからなくても十分おもしろかったのに、
それには全然気づかず、気づかない自分ではなく映画のせいにできる鈍さで、
すべてのみなさまにご理解いただけるように、
わかりやすい映画を作らなきゃいけないとでも言うのかな?
ばっかじゃない、と思います。
好みかどうかは別として、この映画を、わからんから駄作だとかいう人とは、
話は出来ないなぁ。
加山雄三が好きな人とは友だちになれそうにないのと同じくらいかな。笑

と、ものすごく擁護してますが、
そこまで好みの映画かというとそうでもないんだけどね。
でも面白かったんだもん。
キャメロン・ディアスの悪女ぶり最高。かっこいい。
そして、豹ってホントにかっこいいし顔きれいでかわいいなぁ。
ハビエルのごてごて悪趣味ベルサーチも最高。
あんな外連味たっぷり悪趣味に着て、かっこいいのはすごい。
ブラピのいかがわしさも最高。
ダサさぎりぎりの格好でも、どこか危険なヤバい香りなんて、うまいなぁ。

ストーリーは、
最愛の女性ペネロペ・クルスとの結婚を前にして、
麻薬ディーラー、ハビエル・バルデムの誘いに乗り
裏のビジネスに手を染めようとするのが、
ハンサムでお金持ちでデキる弁護士マイケル・ファスベンダー。
でも初仕事でトラブル発生、疑われて追われる身に・・・と書くと
見る気がなくなるアホみたいによくあるストーリーですが、
ハビエル・バルデムの恋人でなぞの美女キャメロン・ディアスや
百戦錬磨で慣れた様子の仲買人?のブラッド・ピットなど
登場人物が全員、とても興味深く退屈しないし、
ストーリーも2転3転し(でも説明的な映画ではないので
よくわからないんだけどね。笑)全然ありきたりな感じにはなってません。

でもペネロペだけは、友達も言ってたけど、
あの役は違うなぁと確かに思った。
彼女ひとりが、まあまともな登場人物で、
純粋で、普通の、やさしい完璧美女。
まあ、添え物みたいな役なので、ペネロペを添え物にするなんて
ここは無駄遣いと言えなくもないかな。
(こんな豪華な無駄遣いは好きですけど。)
でも、キャリー・マリガンとか、もっと純粋系の子がよかったんちゃう?
他の登場人物と毛色の違う、儚げな感じの女優とか。
ペネロペはセクシーすぎるし、どこかミステリアスに見えちゃうのが
惜しいです。あくまでも添え物っぽい純真美女の役ですからねぇ。

原作も、ピュリッツァー賞作歌のものらしいので、それ読むか
DVDか何かで、もう一度よく見て
今度はストーリーをもう少し把握してみたいです。

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