今月の初めころ聴きに行った寄席ですが、
好きな噺家さんが新作落語で知覧の特攻を扱ってて、
わあ、むやみに特攻精神が美化されたような
戦争賛美「感動」物語になってたらどうしよう、
と思いながら行ったら、全然違って、ほっとしたことがある。
なぜかタイムトラベルしてしまいその時代に行ってしまった若者が、
現代では危篤状態にある祖父の若き特攻隊時代に会う話なんだけど、
特攻に出る若者たちの無念が胸に迫る噺だった。
新作落語で政治的なことを少しでも扱ったものは、
なんか内容も噺も稚拙でがっかりするものが多いけど、これはよかったです。
この噺家さんは、声がよく伸びて今っぽい艶があり
ちゃらちゃらしたダメ兄貴みたいな役もハマるのに、
しみじみと諭すような噺の時の優しさは特別で、きゅんとします。笑
聴いたのは桂春蝶さんの「明日ある君へ~知覧特攻物語~」でした。
好きな噺家さんが新作落語で知覧の特攻を扱ってて、
わあ、むやみに特攻精神が美化されたような
戦争賛美「感動」物語になってたらどうしよう、
と思いながら行ったら、全然違って、ほっとしたことがある。
なぜかタイムトラベルしてしまいその時代に行ってしまった若者が、
現代では危篤状態にある祖父の若き特攻隊時代に会う話なんだけど、
特攻に出る若者たちの無念が胸に迫る噺だった。
新作落語で政治的なことを少しでも扱ったものは、
なんか内容も噺も稚拙でがっかりするものが多いけど、これはよかったです。
この噺家さんは、声がよく伸びて今っぽい艶があり
ちゃらちゃらしたダメ兄貴みたいな役もハマるのに、
しみじみと諭すような噺の時の優しさは特別で、きゅんとします。笑
聴いたのは桂春蝶さんの「明日ある君へ~知覧特攻物語~」でした。