女性に見せつける淫乱さ

スワップなどで女性とプレイすると、彼女自身が、見知らぬ男とのSEXに、快感を覚えることの出来る女性であることに、不思議な優越感をもっているような気がする時があります。
恥じらっている女性を何処か、下に見ているような感じがあるのです。
純粋に快感を求めると言うよりは、女性はやはり女性の目が気になるようです。

その事が、すぐ分かるのは絶頂に達したかのように絶叫した数秒後に、普通のトーンで話しはじめる女性です。快感は嘘ではないのでしょうが、実際は没頭していないのです。

本当の快感を得た直後は、そんな余裕はない女性でいてほしいと思います。
男の射精のタイミングに合わせる事など出来ない女性の瞬間は、やはり純粋に神秘を感じる物です。

マリッジ・ブルー

27才の方とお会いした時の話です。
彼女は、2ヶ月後に結婚を控えているというお話でした。そんな幸せの絶頂であろう時にパートナーを探す意味は？とたずねると。
彼女自身、結婚相手に対しても、今までの経験をした2人の男性に対しても、自分の欲望を素直に出した事は一度もないというお話でした。もちろん、エクスタシーなどはなく、イクお芝居をしていると。
結婚したら浮気などをして家庭を壊したりする事だけはしたくない、でも、このままSEXの喜びがないまま結婚して女として終わるのは耐えられない。

「願望は？」と聞くと、たわいもない事でした。
でも、彼女にとっては、愛する人の前では絶対出来ない行為だったのでしょう。

いやらしい黒のガータ姿で、立っている男性をフェラしながら、太いバイブでオナニーしていきたい。その後、挿入されたい。そしてその姿を写真にとりたい。という事でした。
私にとっては、その行為は特別な事ではなくしてあげれることでした。

しかし実際にあってみると、そのシャイな性格に困りました。
ホテルへ入るまで喫茶店で1時間。説得ではありません。
私のスタンスは望まないなら止めた方がいいという物なので
何度も「決心がついてからにしましょう」と言っても
「いえ、少しまって下さい」の繰り返しでした。

1時間後ホテルに入ってから、向かい合って話す事1時間
彼女の望むプレーをしたのは、それからまた1時間後です。
しかもほとんど何も見えない、真っ暗な部屋で。
デジカメのフラッシュだけが光りました。

でも、一度オナニーでエクスタシーを迎えてからは、徐々にほぐれて
少しは楽しんでくれる感じになりました。

それから結婚するまで計4回お会いしました。
最後の2回程は、彼女も私を信頼してくれて、自分の願望をストレートに出し
今まで果たせなかった快感を取り戻す様に、積極的に求めてきました。
女性は、この相手なら何をしても許されると分かれば、その欲望は抑圧されていた分、
男性の比ではありません。

現在では、30才をすぎて、いいお母さんになっているかもしれません。
あれから連絡はありませんので、お幸せになったかと思います。

スワップ 2

調教という名で、ハプバーやカップル喫茶などで楽しむ人は多くいます。
二人の関係性において、他人との行為を強制する事で、より深い関係性を築くという行為です。
これは珍しい事ではなく普通に行われています。
しかし、時々、あたふたしている男性を見る事があります。

Sとして余裕をもって、私にパートナーを預けたはずなのですが、今まで見た事のないパートナーの過剰な反応に、最初こそ興奮していたのですが、そのうち不安になり、最後には「止めて下さい！」とプレーを中断する始末。
女性の方は、快感の途中でほったらかしにされ、もんもんとしたまま、その場を去っていきました。

自分のパートナーが他人の愛撫で絶叫するところを見たくてきたのですが、
実際に絶叫すると、SMの関係性が吹っ飛んでしまう。

その辺は、男の方がデリケートなようです。

SMへの招待状

このブログは、自らのM的にな願望が目覚めた時、その肉体的、精神的な欲求に自分自身が戸惑っている女性の為に、少しでも参考にして頂ければと開始いたしました。

一時的にブームのようになったSM、それによってマスコミに作り上げられた画一的なイメージが、SMのイメージとして浸透し、中途半端な行為によって、置き去りに去れた女性が数多く存在しているのが、現在の状況と思われます。

ブームによって、イメージだけで一瞬の快楽を求め、男性は便宜上[S]と名乗り行為に及びます。女性は愛情と好奇心によって受け入れますが、結局、そのような男性の目的は射精にあります。
そして行為の後、男性は射精の満足感とともに、次の射精行為までの間、その感覚に重きをおきません。しかし、女性の精神と肉体には、どんな陳腐な行為にしても感覚が残ります。その場だけの物ではありません。

その感覚は、女性の方から積極的に男性に表現する事は少なく、女性は自慰行為の中で、その思いを擬似的に求めるようになります。しかし、その感覚は自らが思っているよりも急速に発達し、自らを制御するのが難しくなることも少なくありません。

このブログは、私のつたない経験と、私の出会った女性、そしてパートナーであった男性の体験から構成しています。ですので、フィクションではありません。

このブログを利用して下さって、もしあなたにとって何らかのお役にたてれば幸いです。

アナル調教

イメージだけでは、やりきれないプレーがアナル調教です。
はっきり言って、性器への挿入はお芝居出来ますが、アナルはほとんど出来ません。

男性側がアナルにはまる原因は、その本気の反応にあると思います。
パートナーとして何百回もSEXした相手でも、アナルの反応の違いには新鮮な驚きがあります。
それは、女性本人も同じです。
声の出方の次元が違います。快感の深さは、どちらがという事は言えませんが、種類が全く違う感じです。楽しめるようになると、本当にはまります。

ただ、AVなどの影響で簡単に挿入してしまい、大変な目にあっている女性が増えているようです。
肉体的に傷付くのは女性です。結構深刻な問題です。

ここでは初心者にも出来る、簡単な「アナル調教のススメ」を今後紹介していきます。
本格的な事をお望みの方は、物足りないので無意味なススメかと思います。

緊縛自慢

緊縛に憧れるのは、その美しさかもしれません。拘束感と美意識が調和して独特の世界観がうまれます。現在のようにブログやHPで自分の作品のように、公開できるようになると、当然のごとく、目的は変わってきます。

縛る事に対しての思い入れだけが、全面に出て、パートナーとの関係性のプライオリティの方が、後回しになります。本来の目的とは違う物となっています。

SM系のハプバーなどで縛りを披露しているカップルなどは、縛っている最中（完成まで30分はかかります）は雑談しながら楽しく縛っています。
そして完成した後、突然プレイに入り「あん！」となる訳です。
見ていると、AVビデオの撮影とかわりません。「では、本番いきます！」みたいな感じです。

楽しむという意味では、それで良いのかもしれません。
でも始めてみると滑稽です。

なりきりM女

なりきりM女とは、パートナーである男性との間で、関係性を上手く保つ為に、M女である方が都合かいいと考えて実行している女性です。

これは、パートナーだけとの関係では表面化してきませんが、スワップやハプニングバーなどの他人の目にふれる場所で発揮されます。

他人に見られる場所は、どうしても見栄をはりがちです。
特にSMの場合はどれだけM度が強く調教されているかを競うような幼稚なところがあります。普段はそこまでしないだろうし、女性の方も快感を通り越して、すでに単なる苦痛になっているのに、感じているふりをしている光景を、何度もみました。

もちろん、そういう場所で本当に深い快感をえて、より深くSMの世界に入り込んでいく人もいます。でも、私の見る限りにおいては、SMという形のない既成概念にとらわれて、こうあるべきと言う「形」にこだわっている人が多いようです。

そういうSの方に育てられたM女は、ある意味不幸かもしれません。

彼女の中に本当のM性が芽生えて、それが心と身体にしみ込んで
始めて楽しい関係になりうると思います。

立場を守る為のなりきりM女は、痛々しく感じてしまいます。

表裏一体

MらしいM女よりも、Sに見えるM女の方が多く存在している感じがします。

私がパートナーになって頂いた方達も、ほとんどが見た目は、気丈に振る舞う感じの、テキパキとした印象の方でした。
男女関係なく、ある程度の位置におかれた人、そういう感じであろうと周りから、思われ期待されて育った人は、どこかで、いつも逃げたいという気持ちがあるのだと思います。
何も防御しないで、自分だけを純粋に見つめてくれるだけでの相手の前で、初めてもう一つの自分を出す事が出来るのだと思います。

そういう方は、本当に無防備になるまで、かなりの時間を要します。
しかし、一度その殻を破ってしまうと、通常では考えられないほどの欲望を、ストレートに表現し行為に没頭します。行為の後、精神的に解放されて涙を流した方も、お一人ではありませんでした。
でも、どうしても殻を破る事が出来ず、通常のSEXを今までと同じトーンで行い、それっきりという方もおられました。
女性の場合、身体のバランスでのれる人、のれない日が明らかに存在します。難しいです。だから神秘的なのだと思います。

エクスタシー

SEXでイクことの出来ない女性は、すごい割合だと感じています。
25歳の方とパートナーになった時、彼女の男性経験は4人、エクスタシーは未経験の方でした。パートナーを求めるきっかけは、自分は女としてどこかおかしいのではないかという、恐怖にも似た疑問でした。

恋愛をしてSEXをしても、雑誌やビデオのように我を忘れるほど、気持ちよくならない。
でも、嫌われたくないので演技をする。
彼は喜んでいると勘違いしてSEXがどんどん横柄になる。
それのくりかえし。

周りの人は、そうなのだろうか？という疑問を、誰でもいいから聞きたかった事が、パートナーを探すきっかけになった様です。

実際に、会ってSEXをしてみると不感症なのではなく、典型的なエクスタシーは与えてもらえるという考えの方でした。この感覚は、SEXでイク事の出来ない人に多く見られるパターンです。

イクのは女性自身で、男性がコントロールすることはできないという現実を受け止めない限り、延々、待ち続ける事になってしまいます。

数回の出会いを重ねているうちに、私との関係上ではイク事は出来ませんでしたが、受け入れ方は感じ取ってくれたようで、彼とのSEXの時にイク事ができたという報告をしてくれました。
ただ、面白い事に、本当にいったのに彼は全然気がつかなかったという事でした。

男性の方も、AVのように「イクイク」を連発するイキかたに慣れてしまっているようです。

真性M女

不特定の相手に無条件に侮辱され、拷問めいた責めを受けて、それでもなお、感じてしまう女性に会った事が一度だけあります。

通常は、SとMの信頼関係の中でだけ成り立つ物であり、そうあってほしいと私も願います。
彼女の場合、彼女を支配していたのは思春期の強制されたSEXだったようです。

もちろん望んだ物ではなく、屈辱的な感覚と恐怖、そして痛み。しかし、彼女はそんな瞬間に強姦されている自分を客観的に見てしまった自分がいて、その事をその後、時間がたっても自分自身が許せなかった様です。

そして、大人になって好きな相手と愛情に満ちたSEXをしても、それは彼女にとって男と女の間に存在するSEXという認識は生まれなかったのだそうです。単純に、「ものたりない」とかの表現では言い尽くせないものでしょう。
結局、彼女は自分自身を痛めつけるという自虐的行為だけが、自分自身が納得するSEXになってしまったと言う事です。
これは、もう不幸な体験が招いた精神的な病気ともいえますね。