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この試合もプライスレス

2008年10月05日 21時42分15秒 | 観戦記
2008 J2 第39節
2008年10月5日(日)
16:04キックオフ
横浜FC 2 - 2 セレッソ大阪
国立競技場
24度 曇 20,359人

先週味スタで行われた「TOMAS PRESENT MATCH」に続く、「TOMAS SPECIAL MATCH」。共にここ3戦(横浜は第34節9月7日(日)以来1分3敗、セレッソは第35節9月15日(月)以来1分2敗)勝ち星がなく、昇格が不可能なホーム横浜と、限りなく遠ざかってきたセレッソの一戦。
この日も、招待券が1万枚近くばら撒かれたためか、2万人を超える観衆が訪れた。

序盤からセレッソが中盤の安定したパス回しや、香川のドリブル突破、カイオの精度の高いシュート等、順位の差を見せ付けるかのようなプレーで横浜を押し込んだ。
しかし、横浜もカウンターを狙い、前線のアンデルソンへボールを供給しセレッソゴールを狙う。
試合が動いたのは互いに攻めあぐねているかと思われた前半38分、三浦(淳)の放ったミドルシュートがゴールにつきささり横浜が先制する。その後、ロスタイム1分も互いに精度を欠き、横浜の1点リードで後半を迎える。
後半に入り乾、香川ら技術の優れた選手を揃えるセレッソに押し込まれる横浜は、なんとかボールを奪ってもセレッソの戦術に押さえ込まれ決定機を逃す。後半16分横浜は、池元に代え難波を投入し追加点を狙う。
逆に後半21分。セレッソが小松のゴールで同点に追いつかれてしまう。その3分後、横浜は小野に代え八角を投入するも、ついに後半29分、再びセレッソ小松に勝ち越し点を奪われてしまう。敗戦ムードが漂いかけた3分後、三浦(淳)のFKがゴール前に放たれた瞬間、ゴール前につめた難波の動きに気を取られたセレッソキーパー山本が左に飛び出しボールの着地点を見誤る。右スペースに入り込んだエリゼウが足元に落ちたボールを押し込みごっつぁんゴールで再び同点に持ち込む。
その後も香川の巧みなドリブル突破からシュートへ持ち込むセレッソだったが放つシュートはどれも精度を欠き枠に収まらず。横浜は終了間際に中田が2枚目の警告で退場となるなど、両チームとも消化不良の後味の悪い結果で第39節を引き分けで終えた。

招待券でもなければ、これだけの観衆が訪れることもなかった試合は、やはりそれなりの内容と結果だった。
残り6節を前に、互いに順位が入れ替わることがなかった両チーム。来シーズンも、ともにJ2の舞台で顔を合わせることはほぼ決定的だろう。
果たして将来有望な香川や、ファンを集めるカズ、アツらがまたこのチームで相対することがあるだろうか。来季の去就が気になるところだ。
コメント
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