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引き分けの価値

2008年08月27日 23時29分56秒 | 観戦記
2008 J1 第23節
2008年8月27日(水)
東京ヴェルディ 1 - 1 浦和レッズ
19:03キックオフ国立競技場
26,275人 25度

得点
後半4分 ディエゴ
後半44分 阿部 勇樹

わずか3日天下だった。浦和は今日の試合でも中盤のパス回しは機能せずパスカットや、パスミスからのカウンターで窮地に立たされた。ヴェルディのディエゴ、飯尾らのドリブル突破にえぐられる浦和の守備陣、あと数パーセント精度が高ければ何点差の試合になっていたかわからないほどの劣勢の時間帯も短くは無かった。
互いに攻めあぐねた後半は、前半に精彩を欠いていたとは思えない田中、高原に代え永井、エジミウソンを投入するという不可解な交代劇から幕を開けた。
後半4分ついに巧みなパス回しから持ち込んだ東京Vがディエゴのゴールで先制。2試合連続のビハインドからの展開を余儀なくされた浦和だったが頼みのエジミウソンのプレーは未だ輝きを見せず、永井がコーナーキックを担うなど素人目にも凍りつくようなプレーを見せ付けていく。後半28分にはついに再三左サイドでトラップミスを繰り返していた平川に代え山田を投入する。しかし、すでに飯尾に代えレアンドロ、後半36分柴崎に代え廣山を投入するなど浦和の先を読む東京Vの戦術に個人技に頼るプレーも消されていく浦和。ロスタイム突入後、阿部の得意なセットプレーによるゴールで何とか同点に追いつくのが精一杯だった。試合後、アウェーゴール裏からは不満をあ露にするサポーターのブーイングが響いた。昨シーズンのアジア王者、そして今シーズンこそリーグ優勝を狙うチームのサポーターから見れば、たとえ引き分けでも、首位陥落は情けなく悔しい試合に感じられたことだろう。
逆に引き分けから貴重な勝点を得た東京Vも、前線で孤立しかける大黒の起用法や、サイドでフリーだった和田へのボールが少ない等多くの課題が見受けられた。来シーズンの残留も視野に入れる必要のあるチームとしては不安が残る内容だった。
コメント
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