4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

浦和凱旋前に完敗

2007年10月06日 22時03分18秒 | 観戦記
◇高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 準決勝
2007年10月6日(土)
東京・国立競技場 14:40キックオフ
4456人
浦和レッズユース 1-4 流通経済大学付属柏高校

[得点]
0-1  8分 大前 元紀(流通経済大学付属柏高校)
0-2 10分 大前 元紀(流通経済大学付属柏高校)
1-2 50分 鈴木 秀史(浦和レッズユース)
1-3 56分 秋山 心(流通経済大学付属柏高校)
1-4 66分 久場 光(流通経済大学付属柏高校)

ACL優勝とリーグ優勝を狙うトップチーム同様、総体覇者の市船を倒した浦和ユースと強豪青森山田を下した流経柏との初の決勝を狙うチーム同士の一戦となった。
前半早くも試合が動く。8分にはフリーの位置からボレーで、10分にはクロスにヘディングで合わせた流経柏大前が連続得点を刻む。技術、当たりの強さも浦和ユースを凌ぐ強さを見せる流経柏が終始攻勢を見せた。浦和は細かいパスから前線へボールを運ぼうとするも途中のパスミスから流経柏に奪われカウンターからゴールを狙われた。なんとか得点を奪いたい浦和だったが思うようにプレーをさせてもらえず。前半を2点ビハインドで折り返す。ハーフタイムに選手を入れ替え攻勢を狙う浦和は後半5分、鈴木がペナルティエリアに持ち込んだボールをGKをかわし落ち着いてゴールを決め1点を奪う。ここから浦和が巻き返すかと思われたが柏は54分1度に二人の選手をかえ3TOPの編成に入れ替える。その2分後流経柏が浦和浜田の警告から得たFKから浦和ペナルティエリア内で混戦状態となる。流経柏のシュートが2度クロスバーに阻まれるも3度目のシュートが決まり再び2点差となる。苦しくなった浦和はなんとか得点を奪おうと流経柏のスペースを狙うもボールを回しきれず逆に後半66分ペナルティエリアまで持ち込まれた末に駄目押しの4点目を奪われてしまう。72分に味方が倒されて得たPKのチャンスから浦和が差を縮めるかと思われたがキッカーとなった鈴木が放ったシュートは枠を大きく超え失敗。今日のチームを象徴するような瞬間だった。その後も浦和は決定的なチャンスをものにできぬまま今大会ホームまで凱旋する前に国立の地で幕を閉じることとなった。ユースが高校チームにまけることは珍しいことではない。しかし財政的に最も潤っているJリーグのユースチームの成績としてはとても満足できる内容、結果とは言い難いお粗末な代物だった。
ここまで90分以内で勝ち進んで来た唯一のチームとして初の決勝へ進んだ流経柏。また新たな歴史を刻むべく広島との一戦に期待したい。


◇高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 決勝
埼玉・埼玉スタジアム2002 13:00キックオフ
2007年10月8日(月・祝)
サンフレッチェ広島ユース - 流通経済大学付属柏高校
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3年振り2度目の優勝へ

2007年10月06日 22時02分02秒 | 観戦記
◇高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 準決勝
2007年10月6日(土)
東京・国立競技場
2685人
12:00キックオフ

サンフレッチェ広島ユース 3-2 名古屋グランパスエイト
U18

[得点]
1-0 57分  横竹 翔(サンフレッチェ広島ユース)
1-1 89分  三宅 徹(名古屋グランパスエイトU18)
1-2 97分  アルベス デリキ タケオ(名古屋グランパスエイトU18) 
2-2 98分  岡本 知剛(サンフレッチェ広島ユース)
3-2 107分 宮原 大輔(サンフレッチェ広島ユース)

3大会振りの決勝進出を狙う広島と2大会連続の決勝進出を狙う名古屋との一戦は前半から拮抗した展開となった。広島はFW27大崎を起点に素早い攻撃で名古屋ゴールを狙う。名古屋はDFラインでパスを多用しつつ広島のスぺースを狙った。前半40分頃から攻勢を見せ始めた名古屋だったが、ついに両チーム得点を奪えないまま後半を迎える。試合が動いたのは後半12分広島がFKからのチャンスを 横竹が押し込み先制する。広島は得点後も素早いパスをつなぎペナルティエリアに持ち込むも得点に繋げず時間を消費していく。3分のロスタイムに突入しこのまま広島が逃げ切るかと思われた瞬間、名古屋の右CKに合わせた三宅がヘディングでゴールを叩き込み同点に追いつく。直後ロスタイムが終了し勝敗は延長戦へ持ち込まれる。延長戦前半7分先制したのは勢いを持続していた名古屋だった。広島DFを抜けパスを受けたアルベスがフリーでシュートを決めた。しかしその直後広島岡本のロングシュートがGKの手をすり抜けゴールに突き刺ささり再び試合が振出しに戻る。劣勢から1分もたたずに流れを手繰り寄せた広島は延長後半に入っても勢いは衰えず。ついに延長後半7分、キーパーチャージでイエローを受けるほどの果敢なプレーを見せていた宮原(後半27分に大崎に代わって投入)がゴール前でフリーでシュートを放ち決勝点を刻む。120分間全力で走り抜いた名古屋イレブンは国立に崩れ落ち、歓喜に湧く広島イレブンは3年振りの決勝の地に向かう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする