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Sliding Cafeマスターのブログ

さらばCDプレーヤー

相変わらずひたすら模様替えと不要品の処分に追われる毎日です。

そんな中、もうかれこれ1年以上電源さえ入れていないCDプレーヤーがあり、明日にでも近所のリサイクルショップに持って行こうかと思っています。所有CD約2,000枚分のデータを半年かけてiTunesに取り込んだ後、その2,000枚のCDは全てCD買い取り業者に買い取ってもらったので、音楽鑑賞用としてのCDプレーヤーは必要なくなってしまいました。今はミックスやマスタリング時のマスターレコーダーとしてTASCAMの業務用CDレコーダーがあるのみです。

(これも録音のみでCDプレーヤーとしては使っていない)
近々このCDレコーダーもDSD対応のレコーダーに替える予定です(TASCAM DV-RA1000HDKORG MR-2000Sあたりが有力か)。
これも時代の流れですね。現在主流のCDフォーマット(16bit/44.1kHz)の時代は確実に終わりつつあります。iTunes、iPod登場以来、CDを聴くよりもiTunesで音楽を聴く機会の方が多くなり、最近遂に100%iTunes、iPodに完全移行しました。これはiTunes、iPodの使い勝手が良いとか便利だという事もありますが、やはり基本的な部分で音そのもの、つまり音質に納得していなければ、いくら便利でも頻繁には聴かない訳で、CDではなくiTunes、iPodの方をあえて好んで聴くという事は、やはりiTunes、iPodの音質が心地良いからなのではないでしょうか。実際、CD購入後CDプレーヤーでは1回しか聴いていなかったのに、iTunesに取り込んでからは頻繁に聴くようになったアルバムが沢山出てきました。

結論として「iTunes、iPodはCDよりも音が良い」という事です。CDでは固くキンキン感じていた音がiTunes、iPodで聴くととても濃厚で豊な響きで再生されます。iTunes、iPodの音質は耳に痛くないのです。これはミックスやマスタリング仕事の時にも感じていた事で、コンピューター内でWAV、AIFFを再生している時はとても豊な響き(倍音)が含まれていたのにCDに焼いてCDプレーヤーで再生すると明らかに音質が変化して固くキンキンした音になっていました。なので、ミックスやマスタリング時にはその音質変化を予測して音質を調整しておく必要がありました。この原因はCD書き込み時に100%データを書き込む事が出来ず何%かはデータ欠損してしまうという事と、CDプレーヤーで再生する際に更にデータを読み切れず、データ欠損した音が再生されてしまうためです。書き込み時にデータ欠損、再生時に更にデータ欠損。専門家によれば、CDプレーヤーでは総情報量の30%程度のデータしか再生出来ていないといいます。これでは音が薄く、固く、キンキンした耳に痛い音質になるのも当然。

CDプレーヤーの欠陥についてはプロ・ケーブルさんのサイトにCDプレーヤーの欠陥について詳しく書かれています。そのプロ・ケーブルさんによればiPodこそ世界最強のCDプレーヤーなのだそうです。

以下、(プロ・ケーブルさんのサイト)とても参考になります。
25)CDプレーヤーの最終回答(公示)
26(旧)無敵のCDプレーヤー iPOD コメント集
36(新)無敵のCDプレーヤーiPod & パソコン コメント集

少しでもオーディオにうるさい方、興味のある方ならとても勉強になります。
■オーディオの基本と鬼門・その真実


~ さらばCDプレーヤー ~

~ 世界最強の音楽プレーヤー iPod ~

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コメント一覧

マスター
ボントロさん

僕は今でもLPレコードの音が一番好きで、CDの音は何かあまり音楽的な音として聴こえなかったのですが、そのCDをiTunesで取り込んで聴くと、昔LPで聴いていた時のような感動が蘇ったんですよねぇ。

今僕が一番ベストだと思うのは、LPレコードをそれなりに良いターンテーブルと高級カートリッジで再生して、無圧縮でiTunesに取り込んで聴くことです。iTunesに取り込んでしまえば、後はいつでも手軽にLPレコードの最高の音質を楽しむことができます。
ボントロD
CD取り込みデータ
http://ameblo.jp/dtrombonej/
正直、(紹介いただいているサイトの日本語のまずさも手伝って)半信半疑で試してみたのですが、びっくりの結果でした。

パソコンで取り込んでから、同じCDをドライブから再生したものと聴き比べてみたのですが、圧倒的に違います。

iPodを持っていないので、ウィンドウズのメディアプレーヤーの使える携帯に取り込んで聴いてみましたが、イヤホンでもしっかりわかる質の違い。

とにかく驚きました。

昔はオーディオ小僧だったので、高いシステムをむやみに信奉してしまう所がいまでもあるのですが、目から鱗が落ちました。
マスター
追記
データ欠損に関する追記です。

例えば画像ファイルをフォトショップなどの画像編集ソフトで加工して保存する時に、Web上に公開するためにデータ容量を小さくして(要するにデータを間引いて)保存したりしますが、これと同じようなことがオーディオファイルをCD-Rに書き込む時に起きているのではないでしょうか。

つまり、画像ファイルをデータ容量を落として保存するとオリジナル画像よりも色合いなどの品質が落ちるものの、見ることはできる訳で、これと同じでオーディオファイルもCD-R書き込み時にデータ欠損しても音は聴けるということなのだと思います。

オーディオファイル(WAV、AIFF等)をAAC、mp3などようなデータ容量の少ないファイルに変換する場合も、やはりデータを間引いている訳です。CD-R書き込み時のデータ欠損は、このデータ間引きが意図せずに発生してしまっている現象なのかもしれませんね。
イマセキ
CD書き込みでデータ欠損?
ご回答ありがとうございます。
私もCDプレーヤーの使用頻度が少なくなり、データ化してしまおうと考えていた中でした。
参考にして、見当してみます。
マスター
イマセキさん

コメントどうもありがとうございます。

僕はコンピューターの専門家ではないので、CD書き込み時のデータ欠落に関しては、プロケーブルさんのページを読んでいただければと思います。

ただ、僕の経験上からもマスタリングしたオーディオファイルをCD-Rに書き込み、CDプレーヤーで再生すると明らかにマスタリング時よりも音質が落ちていますし、その後プレス工場でプレスされたCDを聴くと更に音が劣化しています。これは海外(アジア)のプレス工場の場合特に音質が落ちています。

このことからも明らかにCD書き込み時に何らかのデータ欠損が起きているのではないかと思います。その対策としてCDプレス用マスターCD-Rは特に高品質のディスクを使用するようにプレス業者の方で推奨されています。

また、「マスターCD データ欠損」「マスターCD 書込みエラー」「マスターCD ジッターエラー」などで検索していただければ、いろいろと専門的なことが書かれているページが沢山ありますので、見てみて下さい。
イマセキ
CD書き込みでデータ欠損?
こんにちは、CD書き込みでデータ欠損するものなのでしょうか?
データ欠損していれば、word、mExcel、画像データも欠損すると言う事になりますが、デジタルデータの性質上あり得ない事ではないでしょうか?
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