ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

金メダルラッシュ・藤井聡太六段快挙

2018-02-18 22:32:59 | Weblog
まずは先ほど終わった女子スピードスケート女子500m。小平選手金メダル、お見事!オリンピック新記録の36秒94。一昔前の男子のタイムですね。前回大会でメダルに届かなかった小平さんが年齢的にはピークを過ぎてもおかしくない30歳を越えて、なお進化を続ける凄み。そしてプレッシャーに打ち勝った集中力。相手のミスでなく自分の実力を出し切っての金メダル。素晴らしかったです。

昨日のフィギュアスケート男子での羽生選手の金メダル、宇野選手の銀メダルでの日本勢の金銀独占。かつては女子の陰に隠れていた男子フィギュアですが、すっかり立場が逆転しました。やはり羽生選手に尽きますね。ジャンプの美しさが抜きん出ていました。試合後、彼は言いました。「生きていてよかった」と。逆にこの言葉から、怪我をした時の絶望感の大きさが伝わってきました。マスコミは「メンタルが強い」という言い方をするけれど、ちょっと違和感があります。絶望、不安。そうした自分の弱さと堂々と向き合って、それを克服した羽生選手に僕はすがすがしさを感じるのです。まずはゆっくりと休んでもらいたいですね。

少し話は変わりますが、今回のNHKの冬季五輪テーマ曲、セカイノオワリの「サザンカ」。これまではあまり感じなかったけれど、偶然ラジオで流れているのを聴くと、いい曲ですね。オリンピックにふさわしい夢、努力を織り交ぜながら、夏季五輪の活力とは違った冬季五輪独特の儚さのようなものを巧みに表現しています。そういう意味ではセカオワもうまく平昌オリンピックに標準を合わせたなと思います。なかなか彼らは非凡ですね。

同じ日に、将棋界も大きな動きがありました。朝日杯オープン戦準決勝で藤井聡太五段が羽生竜王を準決勝で破り、優勝しました。早くも棋戦優勝を飾り、六段昇進を決めました。藤井君が羽生さんに勝ったことに驚きはありません。実際にはかなり力が接近していますから。現在、将棋界はこの2人を含めた10人から15人が横一線で並んでいるような状態だと思います。ここからだれが抜け出すのか?一番確率が高いのは5人、3人と徐々に絞られていく展開ですかね。最も若い藤井君がそこに残る可能性はかなり高いと思われます。高校生のうちにタイトルも取るでしょう。それにしてもまだ中学生。恐るべき棋士が出現したものだと改めて感じます。


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