インターネットの憂鬱

仮想空間と現実の狭間で

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face bookの幻想

2012年04月27日 | 雑感

ある顧客の方から質問。
「face bookで友達が300人いるが、販促に役立つか?」

私の答えは「No」だ。

インターネットがらみのビジネスセミナーで、講師が口を揃えて言うのは
「これからは、face bookを大いに活用しましょう。どうしてかというと、
いま日本では登録者がどんどん増えているからです。現在は600万人を超えたと言われています。
すごい勢いで増えています。これを利用しない手はありません」という話だ。
(ちなみに、12年3月現在で700万人超)

ではまず、face bookに登録して、たくさんの友達に「いいね」ボタンを押してもらえれば、
物が売れるのか? あなたや会社の認知度が上がるのか? 業績が向上するのか?

きっと、何も変わらないでしょう。
face bookが販促に結びつくなんて幻想です。

①もともと、face bookは友人や知り合いのネットワークであり、そのクローズした関係の中で
情報は共有できても、外部の不特定多数の人間に向けて、どうやって情報を発信するのか?

②そこにいる人数を販促向上の理由にするなら、その何100倍も利用者がいて
分母が圧倒的に大きいインターネットそのもののほうが、確率論的にはおいしいはずではないのか?
しかも、ただ「いいね!」や「シェア」をしてもらっても、確保できる人数はたかが知れているから、
600万人すべてを相手にすることは、まったく不可能。そこに言葉のギミックがある。

③face bookにおける“まともな友達”の数は、その人の魅力や社会性に比例しているはず。
そうではないような人が、思うような他人の支持を集められるのか?

④日本におけるface bookの利用者の約60%が男性で、30歳代以上がコアな年齢層である。
このような属性の人々に興味を持ってもらえて、買ってもらえる商品を都合良く持っているのか?

⑤企業やブランドが使うface bookページは確かに別物で、販促の可能性を持っている。
しかし、もともと“ファンページ”と言っていたように、支持者を対象にしているわけだから
そこでメインとなるのはリピーターや固定客へのサービスだ。つまり、初めから人気や支持があることが前提。

ちょっと考えても、これだけの疑問や反論が思い浮かぶのだが、どう思われるだろう?
face bookもメディアであり、情報発信のツール=道具のひとつに過ぎない。そう考えると
適切な使い方をしない限り。そのポテンシャルをフルに引き出すことはできないだろう。

この話、もう少し続けます。

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