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ダウン症

2017-09-06 09:00:10 | Weblog
染色体の異常で起こる疾患・ダウン症を
生まれる前に治療することが出来る可能性のある
物質を京都大学の研究グループが発見したそうです。

ダウン症は、染色体の異常が原因で
脳の神経が正常に発達しなくなる疾患です。

京都大学の萩原正敏教授らのグループは、
およそ700種類の物質を研究し、
脳の神経の元になる細胞が増殖するのを
促進させる物質を発見しました。

この物質は「アルジャーノン」と名付けられ、
ダウン症患者由来のiPS細胞を使った
研究で効果が確認できた上、ダウン症の子を
妊娠した母親マウスに飲ませると、
生まれてきたマウスの脳がほぼ正常に
発達する効果がみられたそうです。

「本来持っている人間の幹細胞を薬剤で
刺激することによって、新しい神経の再生医療が
可能なのではないか」京都大学医療学研究科
萩原正敏教授だそうです。

高齢出産が増えています。
ダウン症になる確率が多くなっています。
早急に治療できればよいですね。