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AUスカイプ付き携帯

2010-10-19 12:52:17 | Weblog
KDDI(au)は18日、秋冬商戦などに向けた携帯電話新商品を発表した。
基本ソフト(OS)にアンドロイドを利用したスマートフォン(多機能携帯電話)3機種など、
新たに19機種を投入したほか、インターネット電話のスカイプ・テクノロジーズ(本社・ルクセンブルク)
と提携し、パソコン向けなどに無料通話ができるスカイプのソフトをスマートフォンに
搭載することも発表した。

KDDIは、11月下旬予定のスマートフォン「IS03」の発売とともに、
ソフトを提供し、発売済みの「IS01」と合わせて2機種でインターネット電話を使えるようにする。
接続にはデータ通信網よりも通話品質のよい携帯電話の音声通話網を利用する。
来年以降、従来の携帯電話にもスカイプを搭載していく。

料金体系は後日発表するが、スカイプ搭載のパソコンやスマートフォンとの
国内通話は無料にする方針。ただ、携帯と競合する、
国内の固定電話や携帯向け発信はできないようになる見込みだ。

一方、ソフトバンクが販売するiPhone(アイフォーン)やNTTドコモのアンドロイド端末でも、
ソフトをダウンロードすれば、スカイプを使うことができる。両社は「利用を特に制限していないが、
データ通信量の増大や、携帯電話通話の利用減少などの
影響が出れば対応を考えなければならないかもしれない」としており、現在は黙認している状況だ。

スカイプは、通信会社が本業としてきた音声電話サービスを、
データ通信を使って置き換えるもので、KDDI自身も「禁断のアプリ」と呼ぶ。

田中孝司専務(12月に社長就任予定)は「スカイプは海外や遠方にいる家族や友人と
じっくり話すという用途が中心で、ちょっとかける携帯電話と性格が違う。海外の事例からも、
携帯通話も減らないとみている」と楽観するが、携帯電話の主戦場は、
データ通信へと移行している。KDDIがスマートフォンでの出遅れを挽回(ばんかい)するため、
音声通話による収入を犠牲にして、顧客奪回を狙う「苦肉の策」との見方も、業界内には強い。

インターネットのデータ通信を利用して音声通話を行うことができるサービス。
インターネット回線が使えれば、パソコン間では海外向けを含めて通話が無料になる。
固定電話や携帯電話向けにも格安の料金でかけられる。世界で1億2400万人、
国内1900万人の利用者がいる。