散歩者goo 

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昨日記160529日 (右足の異変、ポストポリオを疑う)

2016年05月31日 16時03分52秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴/雨 最高/最低℃ =27.5  17.7
この日も朝から右足に痛みがあった。
昼頃この痛みの可能性についてネットで調べ、ブログ「右足の異変」に、いきさつや考えられることを書いた。
今のところは、前脛骨筋の慢性疲労と考えているが、神経痛・腰部脊柱管狭窄症やポストポリオ症候群の可能性もある。

実はつい先ほどまで、ポストポリオ症候群(PPS)というものを、まだ研究途上の一部学者が研究している、学会でも確定していない怪しい病気かもしれないと考えていた。
今これを書きながら、PPSを検索すると、なんと診断方法が世界レベルで確定し、日本でも障害厚生年金の病名として認可されているという。
しかもPPSの頻度はポリオ経験者の40~60%と言われているという。
これは、私にとって衝撃的な事実である。
以前にもPPSを疑ってこのブログに書いたことがある。(「小児麻痺幼少時の思い出と、うろ覚えの知識・プロパガンダ(追)」20130127  それ以外村ブロにも投稿)
改めて、村ブロの「散歩者」を検索すると2008年10月13日に『やはりあった・「ポストポリオ症候群」』を投稿していた。
PPSが気になるのは、筋肉痛や肉離れの痛みと違い神経が関連している痛みのように感じるからだ。
腰から、右太ももにかけても、わずかだが軽く痛みを感じることもあり、前脛骨筋の筋肉疲労の系統だろうと思っていたが、今回神経痛も疑ったのは、神経系に沿って痛みがあるということもヒントになっている。
しかし、右足前脛骨筋周辺の痛みの原因は、今はPPSが大きく候補として浮上している。
ただ、大きな筋力の低下はないが、使える筋肉量が少なくなれば、使っている筋肉が結果的にオーバーワークになる。

幸いなことに、最新の研究ではPPSの場合、リハビリや体調管理やトレーニングで元通りに戻ることが多いというので安心した。
ただ、オーバーワークの予防が大切だという。
ジムでの頑張りすぎに気を付けなければと思った。

今(20160531)PPS関係の医療機関をネットで探したが、見つからない。
今朝は、足の痛みもなく順調と信じていた。
しかし、食後の片付をしていると、突如土曜日以来悩まされている前脛骨筋の鈍痛に襲われた。
同時に数日前と同様、臀部と太ももにも軽微な痛みが走る。
やはり、病院を受診しなければと思い、神経内科と外科のある診療所を、先ほどまで探したが、各診療所や病院も先生の経歴や、検査機器等の詳細を発表していない病院医院がほとんどだ。
更にPPS関係の団体を見てもPPS専門医が見つからない。
どこに相談すればいいのかわからない。
直接大病院に行っても紹介状が必要だが、診療所がPPSの紹介状を書いてくれないといった書き込みもあった。


仕方なくPPSの資料を集めて調べているが、そこでいろいろ分かったことがあるので、気になった個所をメモとして以下に抜粋しておく。
(出典:「ポストポリオとリハビリテーション」産業医科大学リハビリテーション医学講座佐伯 覚、蜂須賀研二より)http://www.polio-network.com/iryou/5-1_saeki.pdf

「現在のポストポリオの診断基準は、自身がポリオでもあったポストポリオの世界的研究者であるハルステッド女史による基準が使われています、すなわち、「①ポリオにかかった事実があり、②麻痺をきたした後、一時的に機能が回復し、③10年以上の症状安定期があり、④他の病気がないこと」です。」
現在は筋電図の波形で診断しているとのこと

「私どもが1999年に241名を対象に実施した「北九州におけるポストポリオ症候群の実態調査」では、75パーセント近くの人にポストポリオの可能性がある。」

「ポストポリオの一般的な症状に筋力低下がありますが、それにもかかわらず酷使すると
疲労がたまり、筋肉痛がおこり、その結果、痛みのために動かさなくなり、それによって
また筋力低下が起きるという悪循環に陥ります。これが筋力低下のメカニズムですが、リ
ハビリはこの一連の悪い流れをたちきることにあります。」

「②過用の予防(オーバーワークの予防)
使いすぎに注意しましょう。自分にとって適当な活動量を見極める必要があります。翌
日に疲労が残らない,筋肉痛がでない程度を運動の目安とするとよいでしょう。疲れが取
れない場合などは、運動量や仕事量を見直し、
運動量や仕事量を減らす、連続した運動や仕事の中で、定期的に椅子に座るなどして休
憩をとる、また、仮眠をとって体を癒すことも考える必要があります。
③低負荷反復運動
体を鍛えるためには、きついトレーニングをと考えがちですが、負担の少ない動きを数
多く反復することがベストです。運動といっても、階段の上り下りや山登りなどは、筋
肉を傷めやすいので、ポストポリオの方は避けた方が無難です。
⑥廃用の予防
筋力低下や関節痛がおこることによって、何もかもできなくなったとあきらめてしまう
ことがあります。しかし動かすことをあきらめてしまうと、ますます筋力が低下して悪
循環に陥ります。十分な休養をとってから、適当な運動を再開しましょう。」

「上記の6項目にわたる予防のほかに、使いすぎによる筋力低下や筋肉痛に対する具体的な
治療としては、①1~2週間の比較的安静をとり(積極的な運動を控えるということ)、②
必要に応じて患部を暖める温熱療法をとり入れ、③消炎鎮痛剤の外用を試み、④症状の改
善または固定が確認できたら、運動を再開することがあげられます。薬の中で、ビタミンB、
CやEが効果があるともいわれていますので、これらの薬は試してみてもよいでしょう。

さて、これまで度々でてきた「適当な運動量」というのはどの程度なのでしょうか。
結論から言うと、個人個人でその量は異なっていますので、各自の自覚症状で判断するしか
ないということです。翌朝まで疲れが残るほどなら過度の運動量です。疲れのほか、筋肉
や関節に赤み・腫れ・熱感を伴うような時は危険信号です。筋肉がこわれ、炎症をおこし
ている状態です。休みをとりながら、回復をまって運動を再開することが大切ですが、あ
くまでも現在の筋力を維持することが目標になります。」

「ポストポリオに対する特効薬がない現在、ポストポリオの予防とリハビリが最大の治療方法です。」


上記の抜粋記事は、今後の生活に大いに参考にしたい。
とりあえず、ジムの筋トレでランニングは前脛骨筋の痛みが無くなるまで中止だ。

実は、前脛骨筋の痛みに対し、PPSを注目すると同時に骨肉腫も疑ったが、どうも症状がちがうようだ。
PPSについては、該当する可能性が高いと考えた。
もし、PPSでなく単なる慢性筋疲労や筋肉痛であっても対応・治療は同じであるので問題ない。

とにかくPPSで病院に行っても予防とリハビリ以外治療法がないので行かないことにした。

さて、昨日記に現在進行中の話を挿入してしまったが、話を日曜日に戻す。
昼になって、前脛骨筋の痛みは筋肉痛と判断して、湿布薬で対応することにし、薬店に湿布薬を買いに行った。
夜は昨日記を書いたり寝る前に足をマッサージしたりした。
日曜日は京都のギャラリーを回る予定にしていたが、こうした状況ですべての予定が消えた。

今(20160531)、昼食の準備をしていると、再び右足が強烈に痛くなった。
10分程座ると収まるが、やはり病院に行った方がよさそうだ。
とにかく、立ち仕事を長くしたり、手を伸ばして物を取るようなつま先でバランスをとる行動をとった後は、前脛骨筋に強烈な痛みが走り、5-10分痛みは続く。
ただ、先週の土曜日は動かなくても痛い時があったり、寝ていても痛かったが、今はない。
やはり明日まで様子を見よう。

いままでの記述を見ると、病状を素人判断し混乱している。
こんな形で混乱している時は、医師に任せるべし。決定!


追)2016/12/28
この記事が読まれているので、PPSの疑いに関して、別の原因の疑いが有力になった事を追記しておきます。
結論から言うと、歯科治療に用いた様々な薬品や抗生物質が影響したのではないかということです。
私の場合、過去に歯科治療で抗生物質を服用すると、経験的に軽い筋肉痛(腰痛・肩こり等)を起こす場合を何度か経験していました。(後になって分かりだした。=歯科治療の後に腰痛が起きていることが多い。)
それに関連したことを、昨日記160602に記載しています。
6月中旬以降は、PPSを疑う症状は全くなく、自分の体力からすると、少し激しいランニングもしています。
ただ、今後も筋肉痛の場合は、PPSも疑うこともしますが、上記のように治療法はなく、対症療法も通常の筋肉痛と同じなので、筋肉痛と同じ治療をします。
PPSの要素が強い場合は、安静の時期を増やすことにします。
上記でも、触れているように、過度の安静は逆効果(筋力を低下させ、悪循環になる)になるので、ある程度痛みが軽くなれば、軽い運動を開始するつもりです。


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