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洗浄便座 頻繁使用は良くない。膣内の善玉菌消失 大腸菌

2015-12-28 | 医療、健康

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洗浄便座 膣内の善玉菌である乳酸菌が消失したり、著しく減少しているケースが、非使用者では9%だったのに、使用者では43%に。また、膣に存在するべきではない大腸菌などの腸内細菌が認められたケースの92%を使用者が占めていた

http://mainichi.jp/sunday/articles/20151205/org/00m/040/108000dから一部

 07~08年、おりものの増加を訴える妊娠していない19~40歳の女性268人に調査を行ったところ、トイレに行くたび便座を使用している人(154人)と、全く使わないか時々使うだけの非使用者(114人)の間で差が歴然となったのだ。膣(ちつ)内の善玉菌である乳酸菌が消失したり、著しく減少しているケースが、非使用者では9%だったのに、使用者では43%に。また、膣に存在するべきではない大腸菌などの腸内細菌が認められたケースの92%を使用者が占めていた。

「温水が膣の善玉菌を洗い流したり、肛門を洗った飛沫(ひまつ)水が膣に進入するのが原因ではないか。膣内で、善玉菌である乳酸菌の消失や著しい減少の結果、悪玉菌が増え細菌性膣症の状態になると、おりものが増えたり、においが強くなったり、他の感染症にかかりやすくなる。妊娠中であれば細菌が子宮内に進行し、絨毛膜羊膜炎(じゆうもうまくようまくえん)になる恐れもある。結果、前期破水や子宮収縮で早産を引き起こしやすくなります」(荻野氏)

閉経後の女性についても分析を進めると、乳酸菌の消失や著しい減少が見られたのは、閉経女性の便座使用者で82%。閉経前の使用者42%の倍近くの割合であることが判明したのだ。

「年をとると乳酸菌が減りやすく、また月経血で悪玉菌を体外に排出しづらくなる。細菌性膣症になっても通常、1週間程度の薬の服用や膣座薬の使用で治りますが、閉経後の女性は治癒しにくい」(荻野氏)

 閉経後なら細菌性膣症になっても早産とは関係ない―という向きもあるだろう。だが、放っておくと子宮内に膿(うみ)がたまって腹痛を起こす子宮留膿(りゆうのう)症や、さらには骨盤腹膜炎になるケースも。荻野氏の調査では同症になった4例は96歳、72歳、65歳、64歳と、すべて閉経後かつ温水洗浄便座の習慣的使用者だった。うち64歳の女性は子宮体がんだったが、子宮腔(くう)内の炎症が強く、がんの早期診断に支障をきたすほどだった。

「閉経後や、出産後の無月経期に、習慣的に温水洗浄便座を使っていると、悪玉菌の一つで、最近増えているA群溶連菌に感染し、強い症状を伴った細菌性膣症や子宮留膿症に見舞われるケースも多い。さらには劇症性感染症となるリスクも否定できません」(荻野氏)

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