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なぜ富山市の老人は、死ぬまで歩いて暮らせるか

2014-09-26 | 徒然なるままに
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なぜ富山市の老人は、死ぬまで歩いて暮らせるか

プレジデント 9月22日(月)9時15分配信

 

 富山市の高齢者は、全国平均より1000歩も多く歩く。すこし歩けば、駅や広場があるからだ。人口42万人の町がはじめた新しい暮らし方とは――。

■路面電車を核に「団子と串」へ投資

 都市と地方の暮らしで、最も違う点は「歩くかどうか」だろう。国の調査によれば、65歳以上の高齢者の平均歩数は5368歩。傾向としては公共交通網が発達している東京などの都市は多く、反対に車社会である北海道などの地方は少ない。

 これに対し、富山市が公共交通の割引サービス「おでかけ定期券」の利用者を対象に調べたところ、65歳以上の平均歩数は6360歩で、全国平均を1000歩近く上回った。富山市の森雅志市長は「定期券の利用者は1日約2600人。歩数増加には健康増進の効果が認められており、医療費に換算すれば年間7500万円程度の効果になる」と話す。

 こうした取り組みに世界から注目が集まっている。今年9月にはニューヨークの国連本部で報告を行い、10月には富山市で経済協力開発機構(OECD)と共催の国際会議を開く。欧米やアジアの都市の首長らと、高齢化対策について話し合う。

 なぜ富山市の高齢者は歩くのか。背景にあるのが、森市長が就任以来、10年にわたって続けてきた「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」だ。森市長は、その基本方針を「団子と串」と呼ぶ。「串」は公共交通、「団子」は交通網で結ばれた徒歩圏を指す。「団子」に対して手厚いサービスを行うことで、駅の近くに住む人を増やし、過度な自動車依存をあらため、中心市街地のにぎわいを取り戻す施策だ。

 市内交通の中心は「LRT(次世代型路面電車)」が担う。市内を走るJR富山港線を2006年に第三セクターへ移管。さらに官庁街や中心部を走る路線を900メートル延伸して、「環状線」も新設した。最長60分だった運行間隔は、最短10分にまで改善し、終電は21時台から23時台に。車両は低床のバリアフリー車両に統一された。この結果、利用者はJR時代に比べて、平日で約2.1倍、休日で3.4倍となった。交通弱者である高齢者を中心に、市街地に出かける人が増えている。「団子」への投資も進めた。駅周辺の19カ所を「居住推進地区」として、マンション購入者には一戸50万円、マンション建設事業者には一戸100万円の補助金を用意した。05年に始まったこの制度によって、今年3月までに1417戸が中心部に住み始めた

■中心市街地の地価が税収を大きく左右

 少子化も逆手に取る。3年前には廃校になった小学校を、全国で初めて温泉水を利用した介護予防センターに作り替えた。こうした施策の結果、中心市街地では6年前から転入超過となっている。なかでも高齢化に対応したまちづくりに呼応した、高齢者の住み替えが目立つ。

 市全体でみると、05年には11.8万人と全体の約28%だった中心市街地の居住人口は、13年までに13.5万人と約32%にまで増えている。市全体の人口は25年までの20年間で約4万人の減少が見込まれているが、中心市街地の人口を16.2万人にまで増やし、全体の約42%を占めることを目指す。

 森市長は「不公平な政策」と話す。「人口減少は避けられません。そこで地方都市が持続性を高めるには『選択と集中』しかない。市域一律のサービスを見直すことが、結果として市民全員のメリットになる」

 地方自治体の税収は地価下落に大きな影響を受ける。13年度の市税収入のうち、固定資産税と都市計画税は約45%。このうち面積では0.4%に過ぎない中心市街地が両税の22%を占めている。中心市街地に投資を集中させることで、地価を維持し、税収を保つ。それは「ほかの都市には打てないような施策」(森市長)の原資に代わる。

 たとえば富山市は中核市としては全国で最も多い32の「地域包括支援センター」をもつ。このため市民の約87%が半径2キロ以内に居住しており、きめ細かな介護予防事業が展開されている。

 

■「新幹線」で高まる老後移住の可能性

 これから三大都市圏を急激な高齢化が襲う。介護を見据えた老後を考えれば、施設能力に余裕のある地方への移住は魅力的な選択肢であり、富山市はその有力な候補地になる。

 「ぜひ移住先として富山を検討してほしい。ただ老後移住を本格的に誘致するには、『住所地特例』の見直しが前提になる。国にはぜひこの問題を考えてほしい」(森市長)

 住所地特例とは、国民健康保険や介護保険などの加入者が別の自治体の特養ホームなどに移った場合、元の自治体が引き続き保険費用を負担する制度。転居後の自治体の負担を考慮したものだが、75歳になる前に転居した加入者が、移住先で75歳を迎えて「後期高齢者医療制度」に移った場合、現行の制度では住所地特例が認められず、移住先の負担が重くなってしまう。

 森市長は「まずは2つ目の生活拠点として考えてほしい」と売り込む。

 「これから複数の生活拠点をもつ『マルチハビテーション』の時代が来る。北陸新幹線の開業で、東京からは2時間半。歩いて暮らせるおしゃれな街を活用してほしい」

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富山市長
森雅志
1952年、富山市生まれ。中央大学法学部卒業。富山県議会議員を経て、2002年富山市長に。05年市町村合併で発足した新・富山市長選挙にも当選。現在3期目。
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星野貴彦(プレジデント編集部)=文・撮影

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無視する人が激減したノリノリな信号

2014-09-26 | 徒然なるままに

これいいね。

http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/news_business/pd8d1c6c236e0bab6568adaecec581413

無視する人が激減したノリノリな信号

<iframe src="http://www.youtube.com/embed/SB_0vRnkeOk?rel=0" frameborder="0" width="640" height="409"></iframe>

The Dancing Traffic Light

信号待ちの時間をより楽しくできないかとの発想で車ブランドが仕掛けた試み。信号機とリアルタイムでつながり街の反応が分かるので、箱の中の人もノリノリに。結果、信号無視が減り、待つ人が81%増加したそう。
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都内で猛毒グモ「セアカゴケグモ」を初確認!三鷹市下連雀のマンション周囲から数十匹が発見される!

2014-09-26 | 徒然なるままに

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3971.htmlから

【注意】都内で猛毒グモ「セアカゴケグモ」を初確認!三鷹市下連雀のマンション周囲から数十匹が発見される!  new!!

20140925214838sdoifo.jpg
9月24日に東京都内で初めて外来種の毒クモ「セアカゴケグモ」が発見されました。発表によると、都内の三鷹市下連雀のマンション付近から十数匹が確認されたとのことです。今のところはセアカゴケグモが原因と見られる健康被害は発生していません。ただ、三鷹市だけで数十匹が発見されたということは、他にもかなりの数が生息している恐れがあります。

セアカゴケグモは名前の通り、背中が赤色になっているクモです。セアカゴケグモに噛まれても直後は痛みがあまり無く、しばらくしてからセアカゴケグモの毒で動神経系や自律神経系が障害され、種々の症状が現れます。そのため、噛まれたら直ぐに病院等で診てもらった方が良いです。幸いにも即死するような毒では無いようですが、かなり強い痛みなどもあるため、放置しておくのも危険だと言えます。


☆都内で特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」初確認 注意喚起(14/09/25)
<iframe src="//www.youtube-nocookie.com/embed/NwXODhr8iCg" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>

☆都内でセアカゴケグモが…三鷹市内で十数匹確認(09/25 18:28)
URL http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000035342.html

引用:
東京都によりますと、24日、三鷹市のマンションの住民からの通報をもとに調べたところ、毒を持つセアカゴケグモが1匹見つかりました。さらに、三鷹市が周辺の公園を調査したところ、十数匹が確認されたということです。今のところ、かまれたり、健康被害を訴えている人はいません。セアカゴケグモは、かまれると痛みが続き、重症化すると筋肉がまひするなどの症状が現れます。これまでに、国内で死亡した事例は確認されていません。
:引用終了

☆セアカゴケグモ
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%B4%E3%82%B1%E3%82%B0%E3%83%A2

引用: 
セアカゴケグモ(背赤後家蜘蛛、Latrodectus hasseltii)は、ヒメグモ科に分類される有毒の小型のクモの一種。和名は、「背中の赤いゴケグモ」の意味。本来日本国内には生息していなかったが、1995年に大阪府で発見されて以降、その他いくつかの地域でも見つかった外来種である。
:引用終了

☆参考:セアカゴケグモに咬まれた場合の症状と対応
URL http://idsc.nih.go.jp/iasr/18/211/dj2112a.html

引用:
セアカゴケグモの毒性:毒腺の蛋白分画中、人に対し毒性を示すのはα-ラトロトキシンという蛋白である。この毒素は神経毒で、哺乳類に対し活性を示す。α-ラトロトキシンは神経系全般にわたって働き、神経末端よりアセチルコリン、カテコールアミンなどの神経伝達物質の放出を促し、再流入を阻止することにより神経末端の神経伝達物質を枯渇させる。したがって、人がセアカゴケグモに咬まれると、運動神経系、自律神経系が障害され、種々の症状が現れる。

症状:
局所症状:咬まれた直後は局所の痛みはほとんどなく、あっても咬まれた部位に軽い痛みを感じるだけである。刺し口が一つ、あるいは二つ見つかる場合もある。また、咬まれた部位の周辺に発疹を見ることもある。局所症状が現れるまでの時間は様々であるが、通常、5~60分の間である。局所痛として現れ、次第に痛みが増強する。時間と共に痛みが咬まれた四肢全体に広がり、最終的には所属リンパ節に及ぶ。これに要する時間は30分~数時間である。局所の発汗も起こり、しばしば熱感、掻痒感も伴う。しかし、局所症状の最も大きな特徴は痛みである。
:引用終了
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