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旅行記、世相独言

地震のお話 その1 「連動性」

2013年02月07日 13時08分05秒 | コーヒーブレイク
(画像はクリックで拡大します)

地震のお話 その1 「連動性」

 過日、「考古学から南海地震を探る」というお話を聞きました。
記紀以前の地震の痕跡は、地中に刻印されており、それらを総合的に分析すると
巨大地震にまつわる「連動性」が見られるとのこと。

 図1は南海トラフの巨大地震年表がその連動性を良く物語っています。
最近の「東海地震」「東南海地震」「南海地震」を示したのが図2ですが、巨大地震に伴う様々な災害事象の連動性が見られるようです。

            
(左)図1 南海トラフの巨大地震年表   (右)図2最近の「東海・東南海・南海地震年表」

 例えば、
1707年(宝永4年)の宝永地震(M8.6-8.7、死者2万人、流失家屋2万戸)の場合、
10月4日に地震が発生し、その49日後に富士山が大噴火

1854年(嘉永7年)には、11月4日「安政東海地震」(M8.4)が発生し、その32時間後、11月5日「安政南海地震」(M8.4)が発生

 東海地震の発生から、「32時間~2年以内」に南海地震が発生すると言う連動性が過去に見られるようです。

 肝に銘じておきましょう! 
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