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ラジオ講座その他

そろそろ受験のシーズンだけれど、
自分が受験したその昔を思い出すと、
予備校などというのは浪人生の行く所で、
現役の生徒は独学で受験勉強していたように思う。
少なくとも、私の居た相模原ではそうだった。
そういう独学の受験生の心強い味方が、旺文社の「大学受験ラジオ講座」だった。
(確かこういう名前だったと思う。違ったかな?)
私もお世話になった。数学なんて、これで分かるようになった記憶がある。
数学の勝浦捨造先生とか、英語のJ・B・ハリス先生とか、
本当に生徒一人一人に話しかけるような講義で、
夜中に一人でラジオを聴いている受験生は温かい気持ちになった。
こういう先生のあり方、っていうのは今は考えられないだろうなあ。

ラジオの話のついでに、同じ音に関する話で、
私の学生時代は、レコードしか無く、テープもオープンリールからカセットへの移行期だった。
レコードに針を落とす時の感触は今でも覚えている。
今から思えば決して良い音ではなかっただろうが、
レコードから出てくる音は、温かい感じがしたように思う。
音に関する環境はずいぶん変わってしまったものだ。
昔は、「チャチ」かもしれないが「温かい」音や声の時代だったなあ。
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