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夢の中の山

以前不思議な夢を見たことがある。

山の麓にいた。そこには人がたくさん訪れていて、神社のような雰囲気である。

回りは高い木が鬱蒼と立ち並び、山頂は見えない。

しかし一カ所、木々の間から山頂が見える場所があって、そこに人が集まっている。

私もそこへ行って山の頂を見た。

だがそれは異様な光景だった。

昼間なのに、山頂の空は真っ暗である。

高さはわずか二百〜三百メートルくらいなのに、冬の富士山のように真っ白な雪が覆っている。

しかも雪嵐のためか、雪が吹き上げられているのが見える。遠くの富士山頂を望遠レンズで見たような光景である。

そして全体に、侵し難い神々しさが満ちているのだ。

そこには決して人間は到達できない、と瞬時に了解する。

そこへ登ろうとしたら、決して戻って来られない、ということも。

その姿に、ただただ見入っていた。

そういう夢である。

この山頂のイメージがあまりに強烈だったので、これは何だろうと考えた。

もしかすると人間の根っこにある自然への畏れみたいなものかもしれない。

山岳信仰、というものもこういう感情と関係があるのかもしれない、とも思った。

絵にしたい、と思いながらなかなか出来なかったが、今回試みてみた。

充分に表現した、とは言えないけれど、漠然とイメージは理解してもらえるかもしれない。

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