入院中読んだ本の中に岡本太郎さんの本がありました。
「今日の芸術ー時代を創造するものは誰かー」
私の知っている岡本太郎さんと言えば、テレビで見た「芸術は爆発だ!」
と言っている大きな目のオーバーリアクションの少し変ったおじさん。
知っている作品も大阪万博の太陽の塔や原色の抽象画だけでした。
この本をいただいてからも、なかなか読み出せずにいたのですが、
読み始めて途中までくると、あとはどんどん引き込まれて、最後まで
読み終わるとすっかり印象が変ってしまいました。
岡本太郎さんの日本、海外の芸術の知識と理解の仕方、
感じ方、考え方と、周りの反応に屈しない勇気ある言動と行動は
読んでいるだけで興奮してしまいます。
すぐそばで今話しかけられている気分で読んでいたのですが、
読み終わってからこの本が1954年、今から52年以上も前!!
に書かれていたと気付いてまたまたびっくりでした。
(本自体は1999年の再版のもの。)
つい最近書かれたと言ってもわからないくらい、古くない本なのです。
私の祖母の時代にこの思考を持って生きて、常に自分の内側を
表現し続けたことは、その当時としては、周りの圧力もすごいもの
であったのではないかと思いました。
絵はわかるとか、わからないとかじゃなくて、もっと自由でいいんだ。
読み終わってなんだかすごく興奮して、
すぐに紙とペンを持ちました。とにかく何か描きたくて。
「芸術などに無関心な人にますます読んでいただきたい」とありますが、
絵を描く人にも、お勧めの本です。
私も受け取ってましたー!ごめんねぇ、
メールしてなかったぁ。。
お父さま、ファンだなんて。嬉しいわ。
よろしく伝えてくださいね。
本の中にはあまり出てこないけど、
岡本かの子さんもすごそうな人だよね。
メッセージもありがと。
葉さん
そうそう、テレビの影響って大きいですよね。
岡本太郎美術館、川崎でしたっけ。私も帰ったら
行ってみようって思いました。
早くよくなりますように・・・
わたしも岡本太郎といえばグエンさんと
全く同じ印象しか持っていなかったのですが、
文章を読むととても興味深い人ですね。
(まだ本を読んだことはないのですが)
わりと近くに岡本太郎美術館があるので
そのうち行ってみたいと思っています。
読んでみたくなりました。
岡本太郎さんの生い立ち、
特に母親との関係も興味深いです。
以前何気にテレビのスイッチを入れたら、
岡本太郎さんの特集をやっていて、知りました。
爆発させるにゃ引き鉄がいる
バーーーン!!