スイス漆喰外壁で北欧風の家づくり ~天然素材の家づくり記録と新築後の変化~

カルクウォール塗り壁とサイディングの外観 パイン無垢床材と天然素材インテリアで薪ストーブライフ

天井も床も「節ありパイン無垢材」でコストダウン

2017-03-26 | すまい・インテリア

床も節有りのパイン無垢材。天井も床材と厚みは違うものの同じ節ありのパイン無垢材。

建てる前に最初イメージは、ちょっとくどいかと思いましたが、これがこの家のコストを押し下げられた最大の理由。

予算がいくらでもあるなら、床だけでも節なしのパイン材が希望でしたが、背に腹は代えられません。

スイス漆喰を外壁・内装壁に両方使うために、床材と天井は一番安価な節ありのパイン材。

しかし、リボスオイルの色を天井は「チーク」床は「オーク」にすることで、ちょっと雰囲気が変わります。

新築時は、オイル塗装は色が薄いものの、年を経るにつれ、違いが表れてきます。

廊下の床 ↓

キッチンカウンターの床(オーク)カウンター板(チーク)

トイレ前の洗面台の床(オーク色オイル塗装の節ありパイン)&棚の扉(チーク色オイル塗装の節ありパイン)

リビングの天井

くどい節の無垢天井材ですが、トップライトを配して吹き抜け天井にも変化をだしています。

キッチンの天井は、ロフトになっているので、床材を両面で使用しています。

玄関の天井(パイン無垢材 リボスオイルチーク塗装)

和室の天井は、間接照明なので珪藻土のクロスにして、明るさを維持できるようにしました。

アーチの入口には、無垢天井材が映えます。

天井と床を節ありのパイン無垢材にコストダウンして、スイス漆喰塗り壁を優先すると、価格は抑えられるかもしれません。

住んでしまえば、節の多さも気になりません。

子供は「モクモク星人」という絵本を読んで、たくさん木木星人がいる!と喜んでいました。


新築4周年 Before→After

2017-03-21 | すまい・インテリア

2013年3月最終日の日曜日に、引っ越してちょうど4年を迎えようとしています。
新築時のワクワク感は、さすがにないものの現在の家に大きな不満も不具合もなく、無垢材の色もいい色合いに変化してきました。

家具やモノも増えましたが、約60坪と比較的広い家を建てたので、狭く感じることもなく大満足の家です。

新築時のリビングです。

 Before

After

つぎにキッチンカウンターから見たリビング

Before (キッチンカウンターの後ろから)

Before (ダイニングから)

After 

パイン材の椅子も飴色に変化しつつあります。

Before ↓

新築時は、やはりドアなどの建具の色が、白く深みが出ていません。

BEFORE

これからも、木が飴色に変化するように、天然素材の変化を楽しみつつ、

スイス漆喰と無垢フローリングのインテリアで、薪ストーブライフを楽しみたいと思います。

経年変化を楽しめる天然素材で作った家は、飽きが来にくいと思います。

色の変化が少ない漆喰壁と色が濃くなる無垢木材、コントラストが強くなるのも対照的で面白いです。

人間の成長とともに家も変化するのは、何か深みが出るようで素敵だと感じています。

 

 

 


借景の花が満開!

2017-03-12 | すまい・インテリア

桃色の梅の花らしき木が満開です。

南側の窓から借景として大活躍(笑)

ところで、何の木なのか?

室内からこの角度で見えます。

こんな風に、1本だけ立っています。

逆にこの木から家を見ると・・・・

塗り壁とサイディングは、まだ経年で色が変わらないのですが、破風板は黒ずんで来ました。

壁は汚れなくても、破風板の白は汚れが目立ちます。

北側のうちの梅の花は散っています。

西側と北側は破風板の汚れはあまりありません。なんで??

キッチンカウンターの一枚板は、やはり反りがあり、Rをつけた塗り壁柱との隙間が再度発生しています。

これも天然素材の家の運命として受け入れましょう。。。

廊下のパイン無垢板の色は艶が出てきています。

階段の板、ダイニングの天板は同じパイン(カラマツ)の材。リビングの引き戸はパイン材です。

経年変化で色が濃くなってきたり、艶ができてきたり住むごとに深みが増すのが

天然木材を使った家の醍醐味とおもいます。

なにより、落ち着きます。

フローリングと建具、天井の木材を無垢材にして良かったと思える瞬間です。

 


啓蟄という暦どおり蛇を見る(*'▽')

2017-03-06 | すまい・インテリア

朝から庭を掃除しようと見てみたら、ニョロニョロとうごめくものが・・・

春の陽気に誘われて冬眠から覚めた「蛇」を田んぼに投げる仕事を、嫁さんから言いつけられました(笑)

数分の格闘後、移動させたものの気になるというのでちょっと臭いですが、忌避剤を撒きました。

枯れた芝生の上を這っていました。画像ではすでに蛇はいません。

曇り空で比較的明るく暖かい一日でしたが、薪ストーブはつけますねぇ。

ウッドブラインド越しの中庭も草むしりしました。

ここの工務店の標準の天井材は、ラッカー仕上げでテカっているのが気に入らなくて、リボスオイル塗装仕上げの天井にしてもらっています。

いい色に変色してきました。チーク色です。床はオーク色です。

扉やドアも大工さん造作なので、塗装はオイル仕上げです。

天然木材なので、ただし変形が酷くなってきました。

ニッチの窓には、ステンドグラスを置いています。

 

洗面横にも置いています。カルクウォールに似合います。

扉の変形は、ドアの断面の歪みをみるとわかります。

この部屋はドアが閉まりません(笑)でもほとんど閉めることがないのでヨシとします。

春らしく明るい光がボーウインドウに入ります。

キッチンの窓

もうすぐ本格的な春がもうすぐですね。

動物と虫対策が、必要な田舎なので、他の忌避剤の確保にホームセンターへ行ってきます。