メランコリア

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『天才はつくられる』 眉村卓/著(角川文庫)

2010-01-11 18:17:36 | 
『天才はつくられる』
眉村卓/著 カバー/木村光佑、本文イラスト/谷俊彦 解説:矢野徹(昭和55年初版 昭和59年18版)
収録内容:「天才はつくられる」「ぼくは呼ばない」

[カバー裏のあらすじ]
恐るべき天才少年少女のグループがあらわれた! 彼らはテレパシーを修得し、念力で自由に物を動かし、テストでも抜群の成績を修めている。
が、彼らは、何か巨大な悪の企みを抱いているらしい・・・。
ある日、ひょんなことから、ちょっぴり超能力を身につけた史郎にも、グループに入るように誘いがきた。
そして、断わった史郎に、彼らは命を取ると脅しをかけてきたのだ。
史郎は、友人の敬子とともに、天才グループと断固闘う決意を固めたが・・・。
スリルあふれる、学園SFサスペンスの傑作。「ぼくは呼ばない」を併録。


▼あらすじ
「天才はつくられる」
図書委員の史郎は分類中に出版元の書かれていない本を見つける。それは超能力を身につける教本だった。
興味本位で読みはじめると、史郎にも読心術、テレポーテーションなどが出来るようになり、
ある日超能力集団のリーダー大須賀に仲間にならなければ事故に見せかけて殺すこともできると脅される。
彼らは天才集団と偽り、世の中を超能力で乗っ取ろうとしていた。。

「ぼくは呼ばない」
ある日突然、中学生の道夫のもとに女性が執拗に集まりだした。路上を歩いていても、教室でも、
職員室に呼ばれたら女教師までもが恍惚の表情で寄ってきて、握手を求め、触れると両者共気を失い、
その後はなぜか苦手な勉強がスラスラと理解できた。まるで、その女性のエネルギーを吸い取ったかのように。
ペンフレンドの康子が急に「東京駅で会いたい」と言ってきて、彼女は逆に男性に追いかけられているのだと言う。
女性雑誌には最近そういった異常な事件が増え、被害者は真面目な学生が多いという。
町中が狂気と化して追いかけられ力尽きた2人が抱き合うと、引き裂けるような衝撃とともに魔力は消失した。


最近はSFからすっかり遠のいていたからなおさら新鮮で、今読んでも充分面白い。
夢中で読んでた時期は気づかなかったけど、主人公が普通の中学生、高校生て設定が多くて、
同世代向けに書かれていたことが分かる。解説にもあるとおり、SFという特殊なジャンルを広めるため、
まず多感な世代の心を掴んで、ファンを育てていこうというねらいからだったようだ。



中学の美術の時間の後、授業の感想等を書く「美術ノート」ってゆうのがあって、実家に今でものこってる。
感想はほんの少しで、ノートには絵を描いたり、ネタ帳と化してて、なぜかこの眉村卓の「疲れ」て短編が
毎週少しずつ手書きで写されてた。
担任は面白いといって読みながら「受験生なのにこんなことしてて大丈夫か?」てコメントしてたしw


2階がうるさい・・・大家の息子さんが何か家具でもとりつけてるのか?!
ああ・・・誰も引越してこなきゃいいのに!!!

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