【THE BIG ISSUE VOL.332】
個人的には、先日書いた仮想通貨などより、「オフグリッド」という考え方のほうが性に合うけど
実際、体を動かして、DIYとなるとハードルが高いのはたしか
「わが家電力」、自立電源生活レシピ@ビッグイシュー
【内容抜粋メモ】
●「ゲストハウス ikkyu」
和歌山県・熊野で、古民家を改修して「ゲストハウス ikkyu」を開いた森雄翼さん
熊野古道を訪れる外国人客ほか、環境に優しい暮らしを志す人々が各地から訪れる
薪ボイラー、薪ストーブ、薪コンロ、ほぼすべてのエネルギーを自給・自作
滞在者はその仕組みを学ぶことが出来る
自家発電した電力を蓄えるバッテリー
ゲストハウスを暖める薪ストーブ
●きっかけは1冊の本
高校時代に『世界がもし100人の村だったら』を読んだのがきっかけ
『世界がもし100人の村だったら 2』(マガジンハウス)
森さん:
食卓の大部分を輸入に頼りながら、大量廃棄しているこの国の現状を知って、
搾取で成り立つ「豊かさ」への疑問、それに加担している1消費者の自分への憤りがわいてきて
世界の不均衡をなくすために、日本の自給率をあげたい、と思って農家を目指した
●京都大学農学部に進学するも活動のために休学
ネットで見た「フードバンク」の活動に衝撃を受け、廃棄食材を活かす道を模索し
「食の流通業界」の実態を知るため、卸売市場でバイトし、市内の農家に通った
「給料はいらないから、捨てられる予定の野菜をください!」と頼み、規格外の野菜を路上販売
●被災地で「0円八百屋」
移住した名古屋で東日本大震災を体験
今こそ廃棄食材を活用せねばと、市場関係者の協力を得て提供してもらい
売り上げを全額寄付するチャリティレストランを学生仲間とはじめた
夜しか開けない店の昼の時間に借りて、1ヶ月限定で営業
最後は行列ができて、100万円を寄付できた
震災の1ヵ月後、仙台でも卸売市場の廃棄食材をもらい無料で配布する「0円八百屋」を約1年間活動
(「卸売市場」から変わればいいのになあ 規格外と書いて、少し安価で販売するとか
●大卒後、第一子誕生とともに、自給生活のため熊野に移住
森さん:
3.11後、エネルギーも自給自足できないかと考えた
原発の責任は、東電ではなく、消費者の国民、ひいては自分
まずは原発の電気からオフグリッドしたかった
●「ゲストハウス ikkyu」を開く
<「ikkyu」の意味>
地球が1年間に生産できる資源を「地球1個」とすると
日本人は平均、地球2、3個分の資源が必要な生活をしているといわれる(驚
(震災は、ヒトにいろんなことを教えてくれているんだな
●排泄物はほかの生命にとっての「ごちそう」
「ikkyu」のトイレは、排泄物を肥料に変える「コンポストトイレ」 森さんの試行錯誤の作品
より多くの人に使ってもらいたいから、相場より安価に開発
クラウドファンディングで応援を呼びかけ、すでに20台ほど予約がある
都会での暮らしは、私たちと自然の絆を断ち切り、あらゆるインフラを維持してきた
森さん:
余った食べ物を土に還せば、土地を豊かにし、次の命につながる
それを都会では、お金とエネルギーをかけて処理している
都会で暮らしていた時は、電気だけでなく、意識もグリッドにつながっていた
●森さんの夢はオフグリッドの暮らしを大勢に広めること
森さん:「私にはムリ」と思う人は多い そのハードルを下げる商品開発をしたい
各地でワークショップを開き、ノウハウを広めている
森雄翼さん:1989年熊本県生まれ
[OFFGRID.FUN]
[ゲストハウス ikkyu]
[ecoばか日誌]
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
■東田直樹著 ビッグイシューの2冊
NHKのドキュメンタリーが大反響
『自閉症の僕が飛び跳ねる理由(THE REASON I JUMP!)』が、イギリス、アメリカ、カナダでベストセラー
『社会の中で居場所をつくる』
『風になる』
※定価1600円(税込)の800円が販売者の収入になります 路上、通信販売もあります
【ブログ内関連記事】
「ボブとジェームズ、東京へ行く」@ビッグイシュー
「猫のボブが私をホームレスから一人の人間にしてくれた」@ビッグイシュー
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(A Street Cat Named Bob)』(2016 ネタバレ注意)
ホテルのご予約はビッグイシューで
「年間購読のお願い」@ビッグイシュー
売り切れていた316号もウェブサイトで購入可能にv
個人的には、先日書いた仮想通貨などより、「オフグリッド」という考え方のほうが性に合うけど
実際、体を動かして、DIYとなるとハードルが高いのはたしか
「わが家電力」、自立電源生活レシピ@ビッグイシュー
【内容抜粋メモ】
●「ゲストハウス ikkyu」
和歌山県・熊野で、古民家を改修して「ゲストハウス ikkyu」を開いた森雄翼さん
熊野古道を訪れる外国人客ほか、環境に優しい暮らしを志す人々が各地から訪れる
薪ボイラー、薪ストーブ、薪コンロ、ほぼすべてのエネルギーを自給・自作
滞在者はその仕組みを学ぶことが出来る
自家発電した電力を蓄えるバッテリー
ゲストハウスを暖める薪ストーブ
●きっかけは1冊の本
高校時代に『世界がもし100人の村だったら』を読んだのがきっかけ
『世界がもし100人の村だったら 2』(マガジンハウス)
森さん:
食卓の大部分を輸入に頼りながら、大量廃棄しているこの国の現状を知って、
搾取で成り立つ「豊かさ」への疑問、それに加担している1消費者の自分への憤りがわいてきて
世界の不均衡をなくすために、日本の自給率をあげたい、と思って農家を目指した
●京都大学農学部に進学するも活動のために休学
ネットで見た「フードバンク」の活動に衝撃を受け、廃棄食材を活かす道を模索し
「食の流通業界」の実態を知るため、卸売市場でバイトし、市内の農家に通った
「給料はいらないから、捨てられる予定の野菜をください!」と頼み、規格外の野菜を路上販売
●被災地で「0円八百屋」
移住した名古屋で東日本大震災を体験
今こそ廃棄食材を活用せねばと、市場関係者の協力を得て提供してもらい
売り上げを全額寄付するチャリティレストランを学生仲間とはじめた
夜しか開けない店の昼の時間に借りて、1ヶ月限定で営業
最後は行列ができて、100万円を寄付できた
震災の1ヵ月後、仙台でも卸売市場の廃棄食材をもらい無料で配布する「0円八百屋」を約1年間活動
(「卸売市場」から変わればいいのになあ 規格外と書いて、少し安価で販売するとか
●大卒後、第一子誕生とともに、自給生活のため熊野に移住
森さん:
3.11後、エネルギーも自給自足できないかと考えた
原発の責任は、東電ではなく、消費者の国民、ひいては自分
まずは原発の電気からオフグリッドしたかった
●「ゲストハウス ikkyu」を開く
<「ikkyu」の意味>
地球が1年間に生産できる資源を「地球1個」とすると
日本人は平均、地球2、3個分の資源が必要な生活をしているといわれる(驚
(震災は、ヒトにいろんなことを教えてくれているんだな
●排泄物はほかの生命にとっての「ごちそう」
「ikkyu」のトイレは、排泄物を肥料に変える「コンポストトイレ」 森さんの試行錯誤の作品
より多くの人に使ってもらいたいから、相場より安価に開発
クラウドファンディングで応援を呼びかけ、すでに20台ほど予約がある
都会での暮らしは、私たちと自然の絆を断ち切り、あらゆるインフラを維持してきた
森さん:
余った食べ物を土に還せば、土地を豊かにし、次の命につながる
それを都会では、お金とエネルギーをかけて処理している
都会で暮らしていた時は、電気だけでなく、意識もグリッドにつながっていた
●森さんの夢はオフグリッドの暮らしを大勢に広めること
森さん:「私にはムリ」と思う人は多い そのハードルを下げる商品開発をしたい
各地でワークショップを開き、ノウハウを広めている
森雄翼さん:1989年熊本県生まれ
[OFFGRID.FUN]
[ゲストハウス ikkyu]
[ecoばか日誌]
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
■東田直樹著 ビッグイシューの2冊
NHKのドキュメンタリーが大反響
『自閉症の僕が飛び跳ねる理由(THE REASON I JUMP!)』が、イギリス、アメリカ、カナダでベストセラー
『社会の中で居場所をつくる』
『風になる』
※定価1600円(税込)の800円が販売者の収入になります 路上、通信販売もあります
【ブログ内関連記事】
「ボブとジェームズ、東京へ行く」@ビッグイシュー
「猫のボブが私をホームレスから一人の人間にしてくれた」@ビッグイシュー
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(A Street Cat Named Bob)』(2016 ネタバレ注意)
ホテルのご予約はビッグイシューで
「年間購読のお願い」@ビッグイシュー
売り切れていた316号もウェブサイトで購入可能にv