おチビのスイミング、2回目。
初回のレッスンで、かなり凹んでいたおチビ。
次のレッスンはどうなるか……と思っていましたが。
学校から帰ってくると、なぜか自分からスイミングの水着に着替えたおチビ。
出かける時間まで、ご機嫌にゲームで遊ぶ。
これは、意外と行けるかも?
が、さぁ、出かけよう、という時になって「あたまがいたい! むねがいたい! おなかがいたい! ぜったいむり!」と言って泣き出した!
思っていたより、はるかに重症だ……。
もし、スイミングをやる気がないなら、おチビの性格からして(ダンスの時のように)単純に「NO」というはず。
自分から水着を着たという事は、スイミングに通いたい、という気持ちはまだあるという事だろう。
でも、初回の恐怖心から、どうしても足がすくんでしまう。
その二つの感情の板挟みから来る葛藤で混乱し、ヒステリックな感情の爆発と体の症状が現れた、と読む。
ここでスイミングを休ませたら
おチビは、プールが怖いという気持ちを克服し、失った自信を取り戻すチャンスを逃してしまうばかりでなく
この先、それを取り戻すまで、挫折感を胸に抱き続けなくてはならない。
自我が発達した人間なら、挫折を相対化し克服する事も出来よう。
が、まだ6才の子供にとって、それはトラウマとして意識の深層に沈んでしまうかもしれない。
「受付のお姉さんに、お話ししてあげる」
「今日は、見学だけで良いよ」
となだめすかし、とりあえずおチビをスイミングにつれて行く。
受付で、おチビの現在の状態を説明し、本人の恐怖心が落ち着くまで練習中配慮をして欲しいということをお願いする。
受付に現れた先生は「慣れるしかないんですよね~」とのんきに宣ったが
「慣れるまでにプール恐怖症になってもらっては困るんです」と強く言うと(モンペアか?)
「慣れるのに時間がかかることになりますよ」と、半分脅しのような台詞を吐きながらも、承諾した様子。
その後、一足先にスイミングを習っていたHちゃんのママ(テニスも一緒のお友達)の提案で
水深を浅くするための上げ底用台を増やしてもらえるよう、さらにお願いすると
「急に増やせるか分かりませんが……」とこちらも歯切れが悪い。
最悪の場合は、辞めさせるしかない、とその時は思いましたが
練習を見学していると、上げ底台が増やされている気配が?
しかも「けんがくしかできない」と言っていたおチビが、べそをかきながら練習に参加しているではないか。
あの頑なおチビを、一体、どんな風に説得したのやら?
すると先生、おチビには最初から無理に水に顔をつけさせず、他の慣れた子供たちとは別に指導している。
すると、最初は青白い顔で泣きながら練習に参加していたおチビの表情が次第に和らぎ
時折笑顔が見えるようになり、しまいには、練習の合間にニコニコ笑ってこちらに手を振るまでに回復。
レッスンを終えて更衣室に戻ってきたおチビは「おともだちができた」と嬉しそうな様子。
「これならできそう?」と聞くと、力強くうなずいた。
やはり、おチビは、スイミングを習いたかったのだ。
ただ、階段3段抜かしくらいの要求に付いて行けなかっただけで、一段ずつならちゃんと上れるのだ。
すぐに水に馴れることが出来る子もいれば、そうでない子もいる。
そうした子供の様子に指導者が気付き、積極的に気を配ってやることで
本来習いたくて始めたスイミングを辞めずに済む子は、もっと増えるだろうと思う。
まだこの先も、おチビにはしばらく配慮は必要だろうけれど
スクールの対応の早さと、今日の指導に対する感謝の意を受付に伝え
本日のスイミングは何とか無事終了しました。
おチビが、自信とやる気を取り戻せて本当に良かったです。
Hちゃんママ、どうもありがとう。
とても心強かったです。
初回のレッスンで、かなり凹んでいたおチビ。
次のレッスンはどうなるか……と思っていましたが。
学校から帰ってくると、なぜか自分からスイミングの水着に着替えたおチビ。
出かける時間まで、ご機嫌にゲームで遊ぶ。
これは、意外と行けるかも?
が、さぁ、出かけよう、という時になって「あたまがいたい! むねがいたい! おなかがいたい! ぜったいむり!」と言って泣き出した!
思っていたより、はるかに重症だ……。
もし、スイミングをやる気がないなら、おチビの性格からして(ダンスの時のように)単純に「NO」というはず。
自分から水着を着たという事は、スイミングに通いたい、という気持ちはまだあるという事だろう。
でも、初回の恐怖心から、どうしても足がすくんでしまう。
その二つの感情の板挟みから来る葛藤で混乱し、ヒステリックな感情の爆発と体の症状が現れた、と読む。
ここでスイミングを休ませたら
おチビは、プールが怖いという気持ちを克服し、失った自信を取り戻すチャンスを逃してしまうばかりでなく
この先、それを取り戻すまで、挫折感を胸に抱き続けなくてはならない。
自我が発達した人間なら、挫折を相対化し克服する事も出来よう。
が、まだ6才の子供にとって、それはトラウマとして意識の深層に沈んでしまうかもしれない。
「受付のお姉さんに、お話ししてあげる」
「今日は、見学だけで良いよ」
となだめすかし、とりあえずおチビをスイミングにつれて行く。
受付で、おチビの現在の状態を説明し、本人の恐怖心が落ち着くまで練習中配慮をして欲しいということをお願いする。
受付に現れた先生は「慣れるしかないんですよね~」とのんきに宣ったが
「慣れるまでにプール恐怖症になってもらっては困るんです」と強く言うと(モンペアか?)
「慣れるのに時間がかかることになりますよ」と、半分脅しのような台詞を吐きながらも、承諾した様子。
その後、一足先にスイミングを習っていたHちゃんのママ(テニスも一緒のお友達)の提案で
水深を浅くするための上げ底用台を増やしてもらえるよう、さらにお願いすると
「急に増やせるか分かりませんが……」とこちらも歯切れが悪い。
最悪の場合は、辞めさせるしかない、とその時は思いましたが
練習を見学していると、上げ底台が増やされている気配が?
しかも「けんがくしかできない」と言っていたおチビが、べそをかきながら練習に参加しているではないか。
あの頑なおチビを、一体、どんな風に説得したのやら?
すると先生、おチビには最初から無理に水に顔をつけさせず、他の慣れた子供たちとは別に指導している。
すると、最初は青白い顔で泣きながら練習に参加していたおチビの表情が次第に和らぎ
時折笑顔が見えるようになり、しまいには、練習の合間にニコニコ笑ってこちらに手を振るまでに回復。
レッスンを終えて更衣室に戻ってきたおチビは「おともだちができた」と嬉しそうな様子。
「これならできそう?」と聞くと、力強くうなずいた。
やはり、おチビは、スイミングを習いたかったのだ。
ただ、階段3段抜かしくらいの要求に付いて行けなかっただけで、一段ずつならちゃんと上れるのだ。
すぐに水に馴れることが出来る子もいれば、そうでない子もいる。
そうした子供の様子に指導者が気付き、積極的に気を配ってやることで
本来習いたくて始めたスイミングを辞めずに済む子は、もっと増えるだろうと思う。
まだこの先も、おチビにはしばらく配慮は必要だろうけれど
スクールの対応の早さと、今日の指導に対する感謝の意を受付に伝え
本日のスイミングは何とか無事終了しました。
おチビが、自信とやる気を取り戻せて本当に良かったです。
Hちゃんママ、どうもありがとう。
とても心強かったです。