哲学的(育児)日記

テツガクテキって……? まぁ、深くは追求しないで。

おチビの夢

2006-09-13 00:23:27 | Traum
昨夜半、眠っていたおチビが突然、泣き出した。
いつものようにおっぱいを飲めば、また寝るだろう。
そう思い、半分寝ぼけながらおチビを抱こうとすると
収まるどころか、さらに大声で泣き喚くではないか。

いつにないおチビの大泣きに、夫も何事かとやって来た。
灯りをつけると、おチビは両手で顔をきつく覆ったまま
「こわい、こわい」
と繰り返すばかり。
「ねぇちゃん、いない、ねぇちゃん、いない」
「ねぇちゃんは、隣りで寝てるよ」
「ねぇちゃん、いない、こわい、こわい」
どうやら、まだ寝ぼけている様子。抱き上げると、ギュッとしがみついて来た。

まだ夢と現実の区別もはっきりしていなければ、言葉も侭ならない年の子供だ。
目が覚めたからと言って、そう易々と安心できる訳でもないだろう。
暫く抱っこし、どうやら落ち着いて来たところで
「怖かったんだね?」
そう声をかけると、まだしがみついたままだが、トロンとした目をして「うーん」とうなずいた。
リビングの方を指差して、「あっち」と言うので、抱っこして連れて行く。

時計を見ると、午前2時半を回っていた。
ソファーに座らせると、ようやくおチビはいつものようにニッコリ笑った。
「もう大丈夫?」
うなずくおチビ。
「じゃあ、ベッドで寝ようか」
いい加減こちらも眠いので、早く寝たいのだが、おチビは嫌々とかぶりを振った。
「くらいの、こわい」
あの泣き方を見た後では、とても寝室には戻れないな。

仕方ないので、リビングのソファーに、2人でギュウギュウと横になる。
おチビはキャキャキャ、と笑ったと思ったら、呆気ないくらいあっという間に眠ってしまった。


それにしても、おチビは、一体どんな夢を見たのだろうか。