哲学的(育児)日記

テツガクテキって……? まぁ、深くは追求しないで。

デートの誘い

2006-09-10 14:22:58 | Weblog
昼近くに、電話が鳴った。義母からだ。
「おじいちゃんがね、Kに、東松山の動物公園に行かないかって」
どうやら、娘へのお誘いの電話ということらしい。
こちらは夕刻からハウスメーカーとの打ち合せが入っているので、
娘に「1人で行ってくれば」と言うと、家族と一緒でなければ嫌だと言う。
仕方がないので、その旨義母に伝えて電話を切った。

すると2分も経たないうちに再び電話。
「東松山なら、時間までに帰って来れるって、おじいちゃんが言うのよ」
これにはさすがに可笑しくなって、ついつい吹き出してしまった。
東松山までは難しいが、もう少し近くなら大丈夫だろうからと、とにかく来てもらうことにする。
どうしたって孫娘に会いたい一心なのだから、この際、出かける先など何処だってよいではないか。


それにしても、どうしていつも義父は自分で電話をかけて来ないのだろう。
おろおろした義母の口調は、可笑しいながらも、なんだか気の毒になってしまう。
そしてそれは大抵は孫娘たちへの電話なのだが、電話を受けるのは主婦たる自分であるから
まるで義母と自分を介した、へんてこな伝言ゲームだ。

もう娘だって、十分1人で話の出来る年なのだから、直接、電話をすれば良いのに。
「K、いる?」
なんて、気軽に孫娘に電話の出来るおじいちゃんなんて、ステキだと思うけどな。
まったく、頑固で不器用で口下手な義父なのだ。(それでいて孫娘にはメロメロときてる)
そんな日が来るのは、夢のまた夢だ。



結局その日の夕方、義父母は打ち合せまで同行し、たっぷり孫たちの面倒を見るハメになった。
いや、これはさすがにちょっと申し訳なかったかな。