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小沢氏の描く『脱憲法解釈』

2009年10月17日 | 雲の日記
小沢氏の描く『脱憲法解釈』

 皆さーん、おはようございまーす^^      

どうしても納得出来ない! どうしても我慢ならない! 強権政治が許せない!

そんな気持ちが沸々と湧いてきます。民主党が打ち出している『官僚の国会答弁
禁止』が、どうしても納得出来ないし、危険を感じてしまうのです。

政治家の『脱官僚依存』には賛成です。閣僚の国会答弁は、殆どが官僚が書いて
くれた“お手本?”を棒読みしているだけのように思えるからです。

自民・公明政権の後半には『官僚批判』の仕返しなのか?、官僚が書いたお手本
に『振り仮名』がなくて漢字の読めない(それも基礎的なレベル)首相・大臣が

出たことは記憶に新しいでしょう..^^ 『脱官僚依存』をイメージした時、私は
そういうことが無くなるのだろうと考えたのです。国会答弁くらい(官僚に相談

しても)自分で答えられる政治家になること=それが政治家の『脱官僚依存』だ
ろう.. ところがイザ政権を取ったら『脱官僚依存』とは、官僚の封殺以外の何

ものでもなかった。『脱官僚依存』とは政治家の(官僚に依存しないという)姿勢
の問題ではなかったのか?? 何故、官僚に意見を言わせず封じ込めようとする

のだろうか? 『ご意見無用』は強権政治へのスタートラインなのだろうか??
特に小沢氏に、その傾向が強いのが心配ですね。

(引用始まり)
法制局改革は小沢氏の長年の持論だ。自民党の幹事長だった90年、国連平和協力
法案(廃案)をめぐり、内閣法制局が自衛隊の派遣条件を厳しくとらえる憲法解釈を
堅持したことで、小沢氏ら当時の自民党執行部から長官の罷免論が出たこともある。
小沢氏は9日付の民主党機関紙のインタビューに「この臨時国会では、官僚が政府
参考人として答弁することを禁止する国会法の改正に取り組む。脱官僚依存には
これが一番」と述べ、国会法改正に強い意欲を示していた。
(引用終り) (10月8日 朝日新聞)


日本に憲法がある以上、どんなに憲法解釈を曲解しても『戦闘地域への自衛隊派遣』
は出来ないと私も思います。この時の内閣法制局の見解は正しかったと私は思って

います。ところが自衛隊を海外に派兵したい人たちがいる(米国や日本の財界です)。
その人たちの意向なのか?それとも自身の政治思想からなのか分からないが、憲法

を無視して自衛隊を派兵したいと思っている。日本の最高法規である憲法に違反す
る法律・政令および条約を作ることは出来ない。国会でその論陣を張ったのが内閣

法制局長官だった。その為に自民党幹事長時代の小沢氏が推し進めた国連平和協力
法案は廃案になったのだ。その法案が憲法違反になる可能性があったからだろう..

官僚である『内閣法制局長官』の国会発言がなければ、憲法解釈は政治主導の名の
元に“ないがしろ”にされてしまう可能性が大きいと、私は思っています。

また、それが目的だから小沢氏は『内閣法制局長官』の国会答弁禁止を打ち出して
いるのだろうとも私は考えます..(全ての官僚の国会発言も禁止している)><

●内閣法制局は、内閣(政府)が国会に提出する新規法案を、閣議決定に先立って
現行法の見地から問題がないかを審査することから「行政府における法の番人」と
いわれる。 (Wikipediaより)
 

『政治主導』と言う名の『民主党(小沢氏)独裁政治』の始まりだろうか?

小沢一郎氏を筆頭にする改憲政治家達は、憲法9条を改正しない前から解釈の変更
だけで自衛隊を戦場に送り出そうと言うのだろうか?? 

脱官僚依存とは政治家の『官僚依存』を止めることであり、官僚答弁を一切否定す
ることではない筈です。ましてや、憲法解釈において内閣法制局長官の国会答弁を
一切否定することではない筈です。

小沢氏は国民世論の反発..イヤ..連立している社民党党首の福島瑞穂消費者・少子
化担当相などの反対もあり、国会答弁はさせないが『新しい場』を作る案を出して

問題をウヤムヤにしようとしている。多くの論戦を期待したい国会の場での発言を
封じておきながら、国会外に発言の場を作ると言っても..>< 私は絶対反対!

(引用始まり)
官僚・民間の意見を国会に 小沢幹事長が表明、審議活性化へ
民主党の小沢一郎幹事長は16日、国会審議の活性化策として国会内に官僚や有識者、
市民団体などの意見を聞く新たな場を設ける考えを明らかにした。国会審議での
官僚答弁の禁止が実現した場合、国会議員以外が国会内で発言できなくなることに
配慮した。
(引用終り) (10月17日 日経新聞)


自分の思い通り政治が出来るように邪魔者は国会から追放する..野党がいるだろう
と思いますか?? 圧倒的多数の与党がいれば、野党など最終的には問題じゃない。

多数決で決着をつければいいのですからね。小沢氏が嫌うのは『行政府における法
の番人』といわれる『内閣法制局長官』の国会発言なんです。他にも各省庁の実務

の専門家集団である官僚の意見も聞きたくない。与党政治家だけが政策を決定する
優位性があるんだと思い込んでいる。そして、そういう国会運営を法改正をしなが

ら実現しようとしている。私達は民主党に政権を委ねたが『そういう国会運営』を
許したのだろうか?? 私達は政権交代を望んだが、それは『白紙委任』をした訳

では無い筈だ。小沢氏のやろうとしている今回の官僚発言禁止の『国会法改正』は
非常に危険だと個人的に思っています。皆さんにも関心を持って眺めて欲しいです。


週末になりました^^ 楽しい予定はありますか? 我が家の柿ノ木の葉が紅葉して
いますよ~^^ 凄く綺麗です!

今日も元気で ファイト!!                   






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